がんばり屋さんは、やり過ぎる!
ベビ待ちさんのメンタリティとして、「今までのやり方じゃ妊娠しないのだから、やり方を変えてがんばらなきゃ!」
というのが共通していますね。
とにかく、がんばらなきゃ。
やるべきことをやらなきゃ。
動機がハッキリとして、強固なので、走り出したら早いです。
ネットで情報収集に励み、妊娠しやすい食材やお茶、サプリやグッズを買いまくります。
ホットヨガや整体、よもぎ蒸しに通い、冷え取りソックスや腹巻を買いそろえ、不妊専門のクリニック選びにも余念がありません。
湯たんぽ、布ナプキン、ショウガ、貼るカイロ、etc…
とくに身体を温めることと骨盤の歪みを矯正することにハマる方が多いように見受けられます。
「温めなきゃ!」 となったらとことん力を尽くす、なんです。
口に入る食べ物や飲み物、衣服、入浴の仕方、ストレッチや運動、とにかく徹底して温めます。
お灸もいいということで本を片手にセルフお灸される方もいらっしゃいますし、鍼灸院に来られる方も。
確かに、冷えるよりもいいのです。
でも、やりすぎて熱がこもり、さまざまな症状が出てきてしまっている方がいらっしゃるのです。
夏でも腹巻して汗だくになってる方もおられるくらいですし。
身体に悪影響が出てしまうと本来よいことでも妊活に逆効果となりますし、精神面によくない時もありますよ。
「身体を温める」ことが頭から離れなくなり、文字通り熱が入り過ぎてしまっています。
ちょっと、落ち着きましょう!
温活を例に出しましたが、他にもいろんなことが強迫観念になり得ます。
もともと凝り性の方は要注意ですね!
妊活って、リラックスすることがとっても大事です。
どんなことだろうと、そんなにのめりこんで全力投球しなくていいのです。
ちょっといい加減くらいが“良い加減”なんですよ!
くれぐれも、ちゃんとできない自分を責めないでくださいね。
私も「〇〇してくださいね」とお願いすることはありますが、完璧にできなくたって怒ったり責めたりなんかしませんよ。
「なるべくね」の意味なんです。
なにごともキチンと徹底的にやり抜くことよりも、“適当に”手抜きしながら楽しんで妊活していただくのが◎です。
身体を少しでもよくして妊娠できる身体を手に入れたいという気持ちはよくわかります。
でも、そこまで完璧じゃなくても気持ちにゆとりがあるほうがいい結果を呼びますよ。
無理せず、気楽にいきましょう(^^)/
がんばり屋さんのあなた、ちょっと肩の力を抜きませんか?