処方された漢方薬、ご存知ですか?

不妊専門クリニックで処方された漢方薬、何の疑問もなく服用し続けていませんか?
多くの方が飲まれていますが、それって本当に効いています?
「2年ほど飲んでいるけど、何も変わってない気がする」という方も。
保険もきくし、副作用もないらしいし、よかれと思って続けていらっしゃるようです。
でも、ちょっと待ってくださいね! 漢方薬を知ってください。


まず、漢方薬は副作用が無い、というのは正確ではありません。
身体に合わないお薬だったら、不快な症状が出ることもあります。
目的とまったく逆効果な影響が出ることもあります。
ですので、おかしいな? と思ったら漢方薬を見直すことをお勧めします。
もちろん、他にもいろいろお薬を飲まれているときは
何が原因なのか特定するのが難しいですよね。
だからこそ漢方の専門家に、身体に合ったものを出してもらうのが
一番なのです。
体質に合ってないものだと、数年服用されても
身体の変化が何も感じられない、ということもあります。
保険がきくので、たとえお薬代は安いとはいえ、勿体ないですよね。
効き目がゆっくりなのが漢方薬なのですが、
ちゃんとその時の体質、病症に合ったものであれば、
3か月もすれば変化が感じられるようになるものです。

漢方薬はマイルドなので、飲んですぐに大きな変化が起きる
ということはありません(なかには、そういうのもあるのですが)。
せっかく飲むなら、自分にとってベストなものを選びたいですよね。
現状では、クリニックでは漢方薬の専門家がいないことが多く、
妊活中で冷え性な人はコレ、高齢で卵が育ちにくい人はコレ、
ストレス過多な人はコレ、男性不妊にはコレといったククリで、
何種類かの漢方薬をそれぞれ処方されるようです。
当帰芍薬散
温経湯
八味丸
加味逍遥散
補中益気湯
このあたりでしょうか。
選択肢が限られていますので、
たまたまガッチリと条件があてはまる方はいいのですが、
なかにはちょっと違う、という方も出てきます。
漢方薬の種類はものすごく多くて、
そのなかから一番いいものを選ぶためには、
かなり細かい東洋医学的な診断が必要
なのです。
しっかり体質に合ったものであれば、
クリニックでの西洋医学的な治療や投薬には差支えがないですし、
むしろ助けになります。
ですので、1日3回、しかも食間という面倒くさい服用ではあるものの
飲むだけの甲斐はあるのですよ。
じょうずに取り入れていただければと思います。
今服用されているお薬に疑問を感じる方は
漢方薬局漢方医/span>に相談してみましょう(^^)/
漢方漢方の知識が豊富な鍼灸院でも可能ですよ。
当院でもご相談をお受けしています。
お手持ちの漢方薬持参でいらしてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA