妊活中の生理との上手なつきあい方
妊娠を目指して日夜努力されている方は、今月も生理が来ると妊娠不成立の証明を突き付けられるように感じてしまいます。
「今度こそ」と期待すればするほど、生理の訪れは非情に感じますよね。
さまざまな努力をしてこられたからこそ、悔しさや悲しみは大きくなります。
体外受精などの治療を受けていると、生理が来る前に判定日に陽性/陰性がわかることが多いです。
自己タイミングでも妊娠検査薬で確かめることがあるかもしれません。
基礎体温でも察知できるかもしれません。
いずれにしても、生理でリセット間違いなし、です。
辛いですよね…
判定日や生理予定日が近づくにつれて不安と期待で緊張が高まり、ピリピリしてしまいます。
緊張がピークに達したところで一気に落ち込むので、まるでジェットコースターです。
そんな極端なアップダウンを毎月のように味わっていると、心はすり減りますし、ストレスで身体にも影響が出てきます。
ホルモン分泌のバランスも崩れてしまい、ストレス性不妊を呼び寄せてしまうのです。
妊娠するためにがんばっているはずが、逆に妊娠を遠ざけてしまう結果になってしまっては困りますよね。
それだけは避けたい!
まずはこの事実を受け止めることからスタートしましょう。
【期待しすぎ から 落胆しすぎ へ】
この真っ逆さまの極端な流れは、あなたの心身に毒となります。
そこを自覚して、なんとか悪循環のスパイラルから抜け出せるようにしてみませんか?
まずはしっかり排卵があって、生理が定期的に来て、というサイクルは非常に大切ですよね。
そこから問題が発生している方は少なくないのですから。
生理が来ることは妊娠の基本なのです。
次の卵を迎えるための準備ですから!
それができているのなら、ご自分の身体を褒めてあげましょうよ(^^)
視野をもう少し広く持ってみましょう。
生理が始まったのなら、妊娠は今、今月じゃないかもしれません。
でも、まだチャンスはやってくるということです。
こんなふうに考えてみましょう。
「今はまだ準備が整っていないから、今回赤ちゃんが来なかっただけ」
だから必要な準備を進めていきましょう(^^)/
まだやるべきことはある、ということなんです。
そして、肩の力を抜くことが何より大事!!
そんなに意気込んでもうまくいかないものですよ。
もう十分がんばっているのですから。
少しは心の余裕がなくては。
準備が整えば、一番いいタイミングで赤ちゃんは来てくれますから。
心配せずに、前を向いていきましょうよ。
妊活は「妊娠」だけが目的ではありません。
妊娠してから先のことは考えたことがありますか?
そこからいくつものハードルがあり、先は長いのです。
一つひとつに気持ちが激しくアップ&ダウンを繰り返していたら、心身が持ちません。
元気な赤ちゃんを産み、子育てを楽しむための妊活ですよ。
そのためにできることを、しっかり準備して臨みましょう!
東洋医学による不妊治療は、妊娠はもちろん、その後のことも視野に入れて身体の準備をしていきます。
妊娠、出産、育児と、ずっと先のことまで考えた身体づくりに関心がある方はぜひご相談ください!
一緒に無理をしない妊活を目指しませんか?