何も進展なく1年が過ぎていませんか?
最初は誰でも「そのうち」できるよねって思っています。
忙しさや体調イマイチが理由で今回はダメだっただけど、またチャンスはあるんだし。
それで毎月、何も変わらず・・・
理由は毎回変わるかもしれませんが、「ま、いっか…」が続いていきます。
そうこうするうちに、いつの間にか1年が経ちます。
結婚していても、たとえ子どもはほしいと思っていても、仕事に追われていると体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいで、子づくりは後回しになってしまいますよね。
そんなカップルはとっても多いのです。
もちろん晩婚化も少子化の大きな原因になってはいますが、むしろ高齢妊活のご夫婦はスタートダッシュが早く、のんびり待つどころではありません。
早くご結婚されたご夫婦のほうが、意外と5年も10年も仕事中心で結果的なDINKs、というパターンが少なくないのです。
結婚が遅くなった方でも同じように、不妊の原因の発見が遅れたことが致命的なことってあるのです。
卵子の老化だけでなく、さまざまな器質的な疾患や奇形だったり、内分泌系や自律神経系の問題など、きちんと調べないとわからないことが不明のまま時間が経過します。
仕事が不可能になるほどの重篤さでなければ、なんとなくそのまま様子見で済ましてしまうものですね。
やっぱり仕事が優先で。
合間にタイミング指導のために産婦人科に通院していても、詳しい検査を受けなければわからないことも多々あります。
そのために貴重な10年以上の期間を棒に振ってしまった方にお会いしたことがありますし、卵管閉塞や多嚢胞性卵巣(症候群)、子宮内膜症、橋本病などなどの病気が発見されずに、ゆるいタイミング療法だけ長く受け続けていた方はけっこうお見掛けします。
より妊娠しやすい20代30代を無為に過ごしてしまい、後になって後悔することに。
とてもとても残念なことです。
なぜ、もっと早く・・・・・・
人は漠然とした不安を感じる時こそ「きっとそのうちなんとかなる」という根拠はない希望にすがりたくなるものです。
忙しさに紛れて、あっという間に時間は過ぎますし。
そのままでいいのでしょうか?
どうか、1日でも早く気づいて、動き出してください。
取り返しがつかなくなる前に。
現在のベビ待ちに不安・疑問を感じる時は、自分で打ち消さずに相談を。
そして、いろんな事情を経て前向きな動きが取れずに現在に至った方、もう既に遅すぎると落ち込んでいませんか?
「今さら・・・」と諦めるのではなく、「今から」できることを探してみるしかありません。
ほんとうにもう、ダメなのでしょうか?
前を向いてみてくださいね(^^)/