妊活中の食べ方、合ってますか?《2》

食べ過ぎ/食べなさ過ぎ、どちらもよくないのは比較的わかりやすいですよね。
次に、食べ物の質や、食べ方についても目を向けてみましょう。
ちょっと上級編かもしれませんが、妊娠しやすい身体づくりにとって
非常に大切なことなのです。
ただし、あまり厳密にやりすぎないのがコツなんですよ!


なかには食べることにあまり情熱を傾けない方もいらっしゃって、
いつもコンビニのおにぎりやインスタント食品、ファーストフードで
済ませてしまうという方は、身体の中身がスカスカになっていたり、
血がドロドロだったり
、良いことは何もありません。
現代の若い世代で“隠れ栄養失調”が増えています。
身になる、血になるものを摂取できていないのが原因です。
また、保存料や着色料、人工甘味料などの添加物も多く含まれ、
大量に摂ると身体にとってどうなの? という物質がもれなくついてきます。
いったん身体に摂り込まれたものを排出するのはたいへんです。
現代社会で添加物を完全にゼロにするのは、もはや難しいのですが、
できるだけ少ないほうが、それはいいですよね。
せめて、インスタント食品、ファーストフードを日常食にするのは
やめておきましょうか。
コンビニ飯、スーパーやデパ地下のお惣菜なども、あくまでも
ピンチヒッターと位置付けておきましょうね。
いつも完璧なスローフードを維持するのはたいへんなので、
出来合いのものも上手に利用しながら付き合っていけるといいと思いますよ。
それから最後に、ストイックすぎるほど食事療法にこだわっていながら
とても不健康そうに見える方がいらっしゃるのも事実です。
正しい”食餌”追及していくと、やはり無理をしないといけなくなることもあって
さまざまなストレスが生じるものです。
「〇×でなければならない」は少々危険を伴うのではないかと感じます。
無農薬や有機栽培の食材、玄米菜食、マクロビ、ヴィーガン、などなど
いろいろあるかと思いますが、どれも現代日本で突き詰めていくのは
難しいものがあります。
確かにその方法で健康を手に入れた方はいらっしゃるでしょう。
でも、それはあなたに合っているのでしょうか?
あまりにも厳密にやりすぎると、意外と栄養面で偏ってしまったり、
食べられるものがなくなったり、お金も手間もものすごくかかります。
ルールを守ることに必死になりすぎると、完璧にできない自分を責めたり、
かえってストレスの種が増えてしまうことにもなりかねません。
健康になるための食餌療法がストレスって?!
それよりは、たまに羽目をはずしてみるのもよいのでは、と思います。
たまには思い切りジャンキーなものを食べてしまうとか。
それで体調が悪化するのだったら、その食療の良さを再確認できますし、
またがんばろう、というやる気にもつながりますよね。
東洋医学的にも、100%いいものだけを揃えるよりも、
少しは悪いものも入れたほうがバランスが取れると考えますよ。
座りがよくなる、という感じでしょうか。
健康は真面目にガチガチになって取り組んでいれば手に入るわけではありません。
肩の力を抜いて、余裕をもって、リラックスしてできてこそです。
やわらか頭でいきましょう(^^)/
いろんなこだわりや信念をもって食生活を送っていらっしゃる方に
水を差すつもりではありませんが、なにごとも、やりすぎは禁物です。
こだわり過ぎも、こだわりなさ過ぎも、やっぱりよくないのでは?
ということなんですね。
ちょうどよいバランスをキープしていただければ。
極めようとすればいくらでもできてしまう【食】
適度にがんばって、いい身体ができてくればしめたものです。
なにも食事だけで完璧な身体を目指さなくてもいいのです。
他にも運動や睡眠などだって役立つのですから。
目指すのは生命力にあふれ、新しい命を生み出す余裕のある身体です。
そして元気に子育てを楽しめる身体です。
「正しい食生活をすること」が目的ではありません。
どうぞ、そのことは忘れずにいてくださいね(^^)/
前編『妊活中の食べ方、合ってますか?《1》』の記事はこちらです。

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