チョコレートは妊活の敵?

ストレスが多い方ほどチョコレートに手が伸びるようです。
お仕事中でもデスクの引き出しに忍ばせてあるチョコをポンと口に入れて。
コーヒーと一緒にホッと一息、でしょうか。
なかには市販の板チョコやチョコレート菓子をひと箱食べてしまう、
という方もいらっしゃいます。
そんなチョコマニアの方に、新しいチョコとのつきあい方を提案します。


チョコレートの成分は、カカオマスを主原料に、砂糖、ココアバター、粉乳、
その他香料や、場合によっては油脂や乳化剤、甘味料なども添加されています。
カカオは苦いので大量の砂糖を入れて食べられるようになりましたが、
もともとチョコレートは薬として扱われてきた歴史があります。
良薬は口に苦し、なんです。
とても高級で、貴族しか手に入らなかったそうです。
ポリフェノールがたくさん含まれているため、
がんや動脈硬化の予防効果があったり、アンチエイジングに役立つと
されています。
確かにそうなのですが、これはカカオを単体で摂取してこその
優秀な栄養成分です。
それを大量の砂糖が、身体にいいはずの効果を打ち消してくれるんです。
どうして無性にチョコレートが食べたくなるのかというと、
カカオに含まれるカフェインと砂糖による中毒(依存性)
によるものではないかと思います。
カカオ自体はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類やビタミンなど、
食物繊維やリラックス効果で注目されるテオブロミンなども含まれ、
とてもすぐれた食品だと思いますが、
以前は薬だったことを考えても、大量に摂取するには向かないのかと
思います。
独特の苦みを打ち消す大量の砂糖とカカオの脂肪とで
たくさん摂れば摂るほど、身体にはダメージとなります。
妊活中のみなさんにとっては痛いダメージと考えてくださいね。
甘い味が食べたくなるのは、ストレスにさらされて身体が緊張状態で
本能的に緩ませたいと感じるからです。
薬膳的にも、甘味は緩ませる働きがあるのです。
ストレスのために身体が甘味を欲しているのですよね。
でも実は砂糖の甘味は強すぎで、もっとマイルドな、
ご飯をよく噛んだときのジンワリとした甘味が一番効果的なんです。
そういう甘味で緊張した身体を緩めてバランスを取りたいのに、
チョコレートのような強烈な甘みを間違えて摂り入れてしまっています。
そこはやっぱりカフェイン効果なのかなと。
コーヒーが無いとダメという方も多いのですが、カフェインの
眠気や疲労感を取り除いたり、強心作用で低血圧を改善したり、
脳内の血流を良くするなど、それってつまり、
それだけ睡眠不足、疲労、低血圧などなどが蓄積しているのに
そこを無視してカフェインで無理やり身体を動かしてる
ってことですよね。
ほんとうに病気なら「薬」としての効果を期待したいですが、
単なる”過労”や”ストレス過多”を誤魔化しているだけなのかも。
そんな危険を感じます。
ですので、無性~~~にチョコレートが食べたくなったら
これは相当疲れが溜まってる/ストレス満載だと気づいていただいて、
できるだけ早く休息を取っていただくほうがいいですね。
そこまでチョコレートやコーヒーに頼らないとだめな身体って
ベビ待ちさんとしていかがですか?
毎日チョコが欠かせなくなっている方、要注意ですよ!!
気づいたら血液ドロドロ、糖尿病に一歩も二歩も近づいているかもしれません。
どうしても甘味がほしい時、ドライフルーツを口に入れてみませんか?
あるいは砂糖の代わりにハチミツやメイプルシロップを使ったお菓子を。
せめてもの、ですが。
そして、たまのご褒美として高級チョコレートをご自分に
プレゼントしてみましょう。
大量生産されているチョコレート菓子は添加物もいっぱいですから、
できたら丁寧に1つずつ手作りされた純粋なチョコレートがいいです。
高級なものなら、ほんの少量でも大満足できると思います。
たまになら中毒にもなりにくいので安心ですし。
身体に毒だからといって、自分の世界から完全に抹殺しなくても
こんなお付き合いの仕方をしていけばいいのです。
そういう意味で、バレンタインにご褒美チョコを買う女子のみなさん、
どうぞ吟味して大枚をはたいてください(^^)/
冷蔵庫保管で長期保存できますから、長~く楽しんでくださいね。
ちょっと食べたくらいなら、鍼灸でキレイに身体のお掃除しますよ(^^)/
そこは任せてください♪
なお、ホワイトチョコはポリフェノール効果がありませんので、
できればビターなチョコレートを選ぶのがコツです。
唐突ですが、母乳って血液なんです。
未来のお子さんが飲んで育つ母乳は、あなたの血液の質に頼っています。
高脂肪・糖度のチョコレートを常食していては・・・
未来志向でいきましょう!!

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