心の持ちようで変わる不妊治療

心身ともに負担がかかる不妊治療。長くなるほど相当以上のストレスがかかります。
肉体的に辛いだけでなく、精神的にきついと感じる場面に日々遭遇します。
落ち込んでばかりでは身体にも差し障りますし、前向きに取り組みたいもの。
心の持ちようで、少しでも明るい気持ちを取り戻してくださいね。
悩みすぎて、もうどうしていいのかわからない方はぜひお読みください。


不妊治療が長引けば、精神面の健康を維持するのは至難の業です。
体外受精は身体的にも経済的にも負担が大きく、それだけ期待も膨らみ、
失敗に終わった時のショックは想像以上に大きくなります。
それを何度も繰り返せば、もともとメンタルが強い方でも
かなり傷ついて落ち込むのは当然のことです。
最初は身体の問題だったはずが、だんだん心の問題、つまりストレス性不妊
となっていくことも珍しくはありません。
ひどくなって鬱になる方もいらっしゃいます。
そこまで追い詰められてしまう方も少なくないいっぽう、
なかにはそれほどのダメージを受けずに、
淡々と、飄々と、とすら見えるくらいのスタンスで
乗り越えていかれる方もいらっしゃいますよ。
何が違うのかというと、やはり心の持ちようが違うようです。
さまざまな情報が飛び交うなかでも、「人は人、私は私」というスタンスを
崩さない方がおられます。
人から見聞きしたことや厳しい現実も、それなりに受け止めながらも、
それで右往左往されることがあまりないようです。
どのような状況でも自分を失わず、自分を信じることができる人は強いです。
何があっても自分は大丈夫、という確固たる信念を感じます。
そうなるためには自分との対話が必要ですね。
なぜ不妊治療をするのですか?
なぜ子どもがほしいのですか?
子どもを持つ、育てる意味は?
自問して、しっかりとした答えが見いだせますか。
誰かの影響を受けて惑わされないよう、自分をしっかり持ってくださいね。
流されない、ブレない自分を持つことで、あなた自身が納得のいく治療を
受けることができます。
そしてその後もずっと、誰かの指図や批判、流行などに流されず、
自分の足で立ち、自分の頭で考えて、進んでいけるのです。
それが自由なんだと思います。
決して我儘ではありませんよ。
人の意見にも耳を貸さず、常に我流を貫くのは我儘かもしれませんが、
自分の軸足をしっかり持った上で人の話を聞くのは違いますよね。
その自由を手に入れることができたら、これからの人生で波はいっぱいあるけれども
大波にさらわれることはないと思いますよ。
人それぞれ幸せのカタチは違うと思います。
だから人の言いなりになってばかりいても、無理をしてばっかりでも、
自分の幸せには届かないと思うのですよね。
まずは自分、自分の力を信じることから始めてみましょう。
それが難しいと感じるときは、自分の幸せを望み、信じましょう。
わたしの幸せってなに?
そっちにフォーカスしてみてくださいね。
「何もかもうまくいかない!」なんて嘆くのは
自分の不幸せを引き寄せているようなものなのです。
考え方次第ですよね。
確かにハードな出来事に直面しやすい不妊治療なのですが、
もし安定した心でいれたら、不妊治療も、その後の妊娠出産や子育ても、
ずっと軽やかに、自分らしく、前進していけるのですから。
東洋医学では心と身体は裏表の密接な関係があると考えます。
身体の不妊治療優先で、心が置いてきぼりにならないようにしてくださいね。
心の健康という支えがあってこそ、不妊治療はうまくいきます。
自分の心と身体を大切にできるベースが必要なんです。
誰かが示してくれる道をついていくのではなくて、
あなたの歩いたあとに、あなたの道ができていくのですからね!
それを忘れないでください。
ずっと応援していますよ(^^)/

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