老化現象とアンチエイジング
シビアな話、産声をあげてこの世に生まれてきた時から人間は死に向かっている、と言いますよね。
不老不死、永遠の命なんて無いのですから、確かにその通りなんです。
さらに追い打ちをかけるようですが、女性の一生分の卵子は胎児の時にすでに作られているのはご存知でしょうか?
そしてまだお腹の中の6ヵ月目頃にピークを迎えて700万個くらいに増えるのですが、そこからどんどん減り続け、オギャーと生まれてきた時にはすでに200万個くらいにまで減ってしまっているのです。
自然減少しながらも休眠状態のまま保たれていた卵子が思春期に発育を再開して排卵するようになるのですが、どんどん減少し続けていき、35歳ころには1~3万個ほどに減ってしまいます。
卵子の老化が広く知られるようになってきましたが、実は胎児の頃からもうすでに始まっていたのです。
見えない部分とはいえ、衝撃の老化のスピードですよね。
でも、できたら若々しい自分をキープしたいじゃないですか!
老化なんて、受け入れたくないですよね!
そうなんです。
誰もが老化と向き合わなくてはいけなくなると、焦りや苛立ち、拒否感、怒りさえ感じるものです。
最初のうちは見て見ぬふり、気づかないふりをしていても、やがて受け止めなければいけない時期が来るのです。
けっこうショックなんですよね・・・
しかも一度だけで済む話ではなく、何度も何度も自身の老化を思い知らされ、受け入れ、それを毎日のように積み重ねていくのが中高年の定めなんです!
気が滅入りますよね!!
とはいえ、嘆いてばかりいても始まりません。
まさに「そういうものなんだ」 と淡々と現実を受け入れながら生きるしかありません。
消えてしまった卵子のことを嘆いても仕方がありませんが、残っている卵を最大限有効に活かしていけるといいですよね。
もちろん、卵子以外の全身も。
そのためにできることは何でしょう?!
老化現象を無視せず、また老化ばかりに気を取られすぎず、まだ残っている若さに目を向けながらポジティブにいきたいものです。
人生100年時代なのですから、還暦を迎えることも珍しくて盛大にお祝いしていた昔とは違います。
老いてからが長いのです。
どうせなら健康を維持して長生きしたいですよね。
昔は孫が生まれたら世代交代で役目も終わり、寿命が尽きるのが常だったかもしれません。
でも今は上手に老化とつきあいながら暮らすことが求められるようになりました。
目指すは健康寿命アップです。
老化現象は誰にでも起こることとはいえ、諦めるだけ、というわけでもないと思います。
脳も含めて、身体は使いようによって老化を抑制することはできます。
美容の世界ではアンチエイジングはあたりまえに挑戦されていますよね。
実際に時計を逆もどしするのは難しくても、努力によって若見えは可能ですし。
また、全身の機能もなるべく維持していくためにできることって結構あるんです。
たとえば、筋肉は使わなければ弱っていきますが、筋トレやスポーツで維持していくことはできます。
そして、運動が苦手な人でも必ずできる老化を抑える方法が食生活と睡眠の改善です。
実は現代人は毎日の暮らしぶりで老化を早めているところがあるのです。
なので、アンチエイジングのために高価な美容グッズや化粧品を購入するよりも早く寝たほうがいいですし、暴飲暴食をやめたほうが、はるかに効果的なんですよね。
本気でアンチエイジングしたいなら、身体の内側から変えていくのがポイントですよ!!
老化に抗うには、内側から!
まずは胃腸の働きを整えること、良質の睡眠が取れるようにすることから始めましょう(^^)/
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