妊活中に休んでいい?

「とりあえず病院行ってみようかな?」 と気軽に妊活を始めた方、あるいは、一大決心して不妊治療専門クリニックを受診した方もいらっしゃると思います。

始めるきっかけはいろいろかもしれませんが、妊活は妊娠したら卒業で、それまでやめれないと思い込んでいませんか?

ラッキーにも、すぐに妊娠して妊活を卒業できる方は、それほど多くはありません。

むしろ、時間も労力も気力も、そしてお金もかかってくるのが、ごく一般的な妊活です。

最初のうちは“やる気”も満々、数々の検査や妊娠しやすい身体づくりなどに集中して取り組まれることと思います。

でも、なかなかいい結果が出ずに長くなってくると、挫折感やショックで疲れてきてしまいます。
不安でいっぱいになりますよね。

「このまま治療を続けていくしかないのかな?」 と疑問を感じるようにもなりますね。

体外受精の場合、採卵が何周期も続くことがありますし、胚移植後陰性判定でまた採卵からスタートのことも。

高齢不妊だと一か月でも若い卵を採りたいという気持ちもわかります。
ひと月も無駄にはしたくない気持ちも。

ただ、気持ちだけが前のめりになってしまい、身体の弱りや疲れに気づかないこともあります。

ホルモン剤の影響で身体のバランスが乱れてしまうこともありますし、体調が大きく崩れることも。

長期間続けると、その状態が常態化してしまい、不調に気づかなくなってしまうこともあるのです。

そんな時は思い切って治療を中断して休むことも大事なんですよ!

思い切って休んでみて、初めてそれまで感じられなかった身体の重さや微妙な不調に気づいてきたという方もおられます。

休むのは勇気がいるかもしれませんが、体調を回復させることと、なによりも精神的な緊張を緩めて心のゆとりを取り戻すことは治療にとってプラスに働きます。

身体に無理をさせ続けても良い結果は出にくいのです。

 

何度か採卵がうまくいかなかった時。

陰性の判定が何度も続いた時。

心身ともに疲れを感じるようになった時。

「もうやめたい」と思うようになった時。

 

実際に治療をやめてしまう前に、休むことを真剣に考えてください。

休むことは決して悪いことではありませんよ。

むしろ、プラスに働いてくれる休み方をしましょう!

妊活の途中で、がんじがらめになってしまっている方、ぜひご相談ください。

一から身体づくりをご一緒に(^^)/

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