妊活卒業、考えてますか?

よくご相談を受けるのが「妊活をやめられない」という卒業に関するお悩みです。
考えすぎて「もうどうしていいのわからない」という状況に陥っている方も。
確かに簡単ではない判断なので、つい先送りしてしまいますね。
自然に任せるのも一つですが、もしクリニックでのARTを続けているのなら
“やめどき”を考えないわけにはいきません。目をそらさずにいきましょう!


不妊治療は高額な治療費がかかります。
身体への負担もかかります。
何回やれば結果が出るということもわかりません。
前回は惜しいところまできたとしても、次の卵はまた別なものなので
同じ刺激法で同じように効果が出るのかどうか、確実ではありません。
そのようななかで成功を信じて継続して治療を受けるのは
精神的にも、経済的にも、そして肉体的にも、相当な強さが求められます。
なかには「ここまでやったら、もうやめるにやめられない」という方も
いらっしゃるのですが、最新の生殖医療の進歩で、さらにやめにくく
なってきているのかもしれません。
それでもいずれはやってくる限界…
そこまでいくのか、それとも、その前に勇気ある撤退を選択するのか。
やめにくい理由は医療の進歩だけではありません。
「ここでやめて、後悔するのではないか?」という恐れがあるからですね。
将来、「あのときもっとがんばっていたら・・・」と悔やむかもしれない。
それが不安なのです。
「努力が足りなかったのでは?!」と。
でもあなたは、今できることを、今与えられた条件のなかで、
悩みながらも最善と思われる選択をして、一歩ずつ前進してきています。

最大限がんばってきたご自分に対してダメ出しをするほうが
とても残念で、酷なことのように感じます。
がんばった自分を褒めて、ねぎらってあげるのがふさわしいのであって、
さんざん辛い思いもされてきたのですから、これ以上貶めるようなことは
なさらないでほしいのです。
あなたは十分、がんばりました。
これ以上できないほど。
そして、今のあなたは現在進行形で、これ以上できないほど
がんばっている最中なのです。
後悔はしない。
そのつもりで妊活していきましょう。
迷いがあるから後悔してしまうのではないかと思います。
これでいいのだろうか?
あっちがいいのだろうか?
悩むのは当然なのですが、1つ1つ検討して、納得して、決意して進みましょう。
流されずに、ご自身で選択して前に進みましょう。
そうすることによって、たとえよい結果が出なかったとしても、
一番適切なタイミングで、いい形で卒業を決めることができますよ。
考えたくはないことですが、妊活を始める前であっても、
最初から覚悟は必要なんです。
大丈夫。
ベストなタイミングで、「これでもう大丈夫」と思えます。
その時がご夫婦にとって、次のステージに上がる時なのです。
まだまだ渦中にいて、
どうしても踏ん切りがつかない。
悩みが深すぎて糸口がみつからない。
誰にも相談できずに苦しい。
怖さ、心細さ、孤独感で押しつぶされそう。

そんな方は個別にカウンセリングさせていただきます。
いつでもどうぞご相談ください→メールでのご相談はこちらです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA