【不妊予防】女性の身体を知ろう-AMHとは?

◆女性の卵子の数は胎児のときがピークです。
オギャーと産まれたときは、すでに200万個に減っています。
それがどんどん減っていって、初潮を迎える頃には20~30万個に。
そこから、排卵するのは毎月1個なので、閉経するのが平均50歳、
となると女性は一生のあいだで約480個の卵子を排卵することになります。


たったそれだけしか減らないの? と思うかもしれませんが、
排卵される子だけでなく、毎月約千個ずつ減っていくのです。
毎日少しずつ消えていってるのですよ。
そして30代後半になってくると、減る勢いがもっと増します。
急激に減少していくようになるのです。
もともと持って生まれる卵の数は人によって違いますので、
もとから少なければ、早い段階で閉経してしまうこともあります。
このことは、女性の多くもご存知ない事実です。
だって、学校では教わらないのですから、仕方無いですよね。
男性だって知るわけはないですね。
女性は一生生理があると思っている男性も多いですし(^_^;)
◆卵子がどれくら残っているのか、気になりますか?
正確な数まではわかりませんが、ある程度の目安がわかる検査が
あります。
アンチミューラリアンホルモン(AMH)=抗ミュラー管ホルモン
と言います。
卵子自体ではなく、卵胞を囲んでいる顆粒膜細胞から分泌される
卵胞の発育初期につくられるホルモンです。
原始卵胞から発育する前胞状卵胞の数を反映するということから、
卵巣内にどれくらい卵が残っているかを知ることができると
考えられているのです。
よく”卵巣予備能”と呼ばれています。
簡単に言うと、卵子の在庫です。
血液を調べて計ります。
結果は、数値で言われることも、だいたい何歳くらいの値、と
言われることもあります。
◆例えば実年齢が35歳でも、検査結果は「43歳くらい」
と言われたらショックを受けるかもしれませんが、
個人差の幅がとても広いのでそんなに気にしなくてもいいものです。
ある程度の目安、と考えてくださいね。
ただ、実際数値が0台であれば、在庫がもうかなり少ない!
ということになりますので、あまり悠長に構えている暇はないかも
しれません。
まだ治療にとりかかっていないのでしたら、早めにスタートしたほうが
いいでしょう。
最初に言いましたように、卵は新しく作られることはないので
在庫切れを起こしたら、新たに作り出すことはできないのです。
そこが精子との差なんですね。
ですので、不妊治療をしようかどうか迷っている時点で、
この検査は受けておいたほうがいいと思います。
年齢の割に数値が低い方は急がれるほうがいいですよ、
ということなのですから。
◆不妊治療に理解がなく、「そのうちできるよ」というスタンスの
男性の方々には、AMHの数値を知ってもらう必要があるかも
しれませんね。
そのうち、と放っておいたら、卵はなくなってしまうのです。
男性は女性の身体のしくみを知らないのが普通ですから、
精子と同じような感覚でいる方も多いようです。
たいせつな妻の身体のことを、もう少し知っていただくことも
お二人の妊活には重要なことだと思います。
このAMHというホルモンは、そういう意味でも有効(^_^)v
と考えられますよ。
女性ホルモン値は周期の何日目に、という縛りがありますが、
AMHはいつでもOKなところも便利ですね。
思い立ったらいつでもできますよ。
クリニックに問い合わせてみましょう!
◆ただ、このホルモン値は卵子の数を推定できるだけで、
卵の質がわかるわけではありません。
数値が高かったとしても、良質の卵ばかりではないかも
しれませんし、たとえ非常に低くても、いい卵がまったく無い
というわけでもありません。
したがって、妊娠率と比例するものではないのです。
0に近くても、妊娠する方はいらっしゃるのですから。
ですので、検査の結果が低くても絶望することはありませんよ!
「急いで行動しよう!」というメッセージです。
そこのところは、お間違えなく!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です