不妊治療の”攻め”と”守り”

最近になってようやく”不妊鍼灸””子宝はり”といった言葉も
メジャーになりつつあります。
「どうやら不妊治療にハリがいいらしい」とネットでうわさになり、
試してみようという方が一昔前に比べて非常に増えました。
なにやら新しいトレンドのような様相ですが、実はこの分野での鍼灸
というのは大昔からメジャーなんです。


古代から子どもがなかなかできない体質の人は存在したようで、
古典的な鍼灸の教科書にも必ず載っています。
やはりいつの時代も人々のあいだで「子どもがほしい」という願いは
今と変わらず、その夢をかなえようという試みはいろいろと模索されていたのです。
西洋医学は近代になって生まれましたので、それ以前の長い長い人間の歴史上、
中国で生まれた鍼灸や漢方薬を中心にすえた医療は、東洋の世界では唯一の医療
だったのです。
ですから、数千年にも渡って受け継がれ、発展してきたノウハウの蓄積があります。
もし効果がなければ、とっくの昔に廃れていたはずですから。
そのエッセンスを現代でも活かさないわけにはいきません!
近年になって目覚ましい発展を遂げた西洋医学の技術によって
恩恵を受けるカップルも激増しましたが、
それでもなおかつ願いがかなわない方はいらっしゃいますので、
そんな方には試してみる価値があると思いますし、
できるだけ早く結果を出すためにも、東洋医学との併用はおすすめできると思います。
なぜなら、西洋医学による生殖医療は”攻め”、東洋医学は”守り”なのです。
どちらも揃っていれば心強いですよね(^○^)
クリニックのペースに疲れたな、と感じているあなた。
ちょっと【攻めすぎ】かもしれませんね。
辛いことばかりの治療は長続きしません。
できたら毎日の生活を楽しみつつ、ゆとりを持ってベビ待ちを。
東洋医学による不妊治療は、ゆっくり穏やかに作用して、
あなたの潜在能力を引き出してくれるでしょう。
妊娠力はあなたの中に眠っているのですから。

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