不妊治療中の運動嫌いさんがやるべきことは(2/2)

どうしても運動が苦手な人歩くことから。
運動する時間がない人は隙間のちょこちょこエクササイズを。
どうしてそこまでして運動しないといけないのでしょうか?
妊娠するため? 妊娠できる身体をつくるため?
真の目的を理解して、また一から始めてくださいね!


お散歩、1駅ウォーキング、階段の上り下り、休憩時間の身体ほぐし、
ラジオ体操、寝る前のストレッチ、etc.
こうした運動は、なにもオリンピック出場に目標を定めているわけではなく、
ただ、身体の柔軟性や筋力、心肺機能を高め、体力をつけるのが目的です。
少しずつ、です。
アスリートのようにガチにならなくてもいいのです。
気軽にやってもらったらいいですよ。
ただ、目的は妊娠することだけではないことを知っておいてください。
身体を動かさない習慣が身についてしまうと、
不妊の原因にもなり得ますし、さまざまな成人病などのリスクも高まります。
運動嫌いだと、きっと学校を卒業してしまうと強制的に運動することがなくなり
きっと長期間何もしない生活を送ってこられたのではないでしょうか。
若いあいだは問題ありませんが、10年、20年経てば困った変化が出てきます。
メタボや、血圧、コレステロールといった数値に表れることも多いですし、
全体的な体力、免疫の低下や、体形・姿勢なども変化します。
肌艶に表れることもあったり、怪我をしやすくなったりもしますよね。
不妊治療をして、これから妊娠して、親になろうというあなた。
10年先、20年先のあなたの身体がどうなっていくのか
想像したことがありますか?
将来のお子さんのためにも、病気もせず、元気でいたくないですか?
現代はさまざまな文明の利器のおかげで、家事も仕事も、
昔ほど肉体労働をしなくても暮らしていけるようになりました。
だからといって、人間の身体の中のシステムも変わったわけではありません。
身体の内部環境を良くするためには、少しは動かないといけないように
もともと作られているのです。
身体を動かすと、気の流れがよくなるんですよ。
それで全身の筋肉や内臓や、脳や神経も、血液も、みんな正常に動くのです。
じっと座ったきり、寝たきりだと気が流れません。
血流も悪くなります。
ストレスでも気の流れが悪くなります。
でも、歩いたり走ったりして身体を動かせば、停滞していた気が流れだし、
ストレスも解放できるのです。
ストレスが多い人ほど、よく動いたほうがいいのですね。
運動が苦手な方は、苦手なりに、無理せず動かしていけばいいのです。
上手に、きれいに、動かさなくてもいいのですから。
人に見せて評価してもらわなくてもいいのですよ。
競争して勝ち負けを気にしなくてもいいのです。
ただ気の巡りをよくするためだけでいいので動かしてくださいね。
冬なら身体がホカホカするくらい、夏なら汗が流れるくらい、
春秋なら、じんわり汗ばむくらいが目安でしょうか。
筋肉の刺激だけでなく、心臓や肺にちょっと負荷をかけるのがいいです。
その時は息が上がって苦しいですが、数分で元に戻るくらいですね。
ご自身の将来のため、将来のお子さんや家族のため、
コツコツと積み立てる貯金ですよ!
三日坊主になっても、また思い立って一から始めればいいのです。
諦めるのではなく、何回もチャレンジすることが大事ですよ。
応援していますから!!

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