【体質別】春の養生法!

日本は四季に恵まれた国ですので、温暖化してきているとはいえ、
やはり季節によって天候が大きく変動します。
室内なら1年中快適な温度や湿度に設定することはできますが、
一歩外に出れば猛暑だったり厳寒だったり。
その季節ごとの快適かつ健康的な過ごし方をマスターできるといいですね!
しかも、それぞれの体質に合った養生ができればなおさらよし!!
春はどんな暮らしがいいのでしょうか?


クリニックでの不妊治療は年間を通して一定のサイクルで、
同じ治療法が繰り返されていきますが、
東洋医学では、体質はもちろん、季節に合わせた治療法が効果的
と考えます。
は、陽気が強くなってきて、冬が苦手な方は嬉しい季節です。
ポカポカあたたかいと心身ともに緩む気がしますよね。
ただ陽気が立ち昇るように、気が上昇しやすいため、
のぼせや肩こり、頭痛などの症状が出やすくなります。
イライラしたり、なんだかモヤモヤするのもこの時期特有です。
心身の細かな不調が出やすい時期ですので、上手に乗り越えたいものです。
冬のあいだは冬眠ではないですが、あまり活発に動かずに
栄養だけは十二分につけていた暮らしぶりだったかもしれませんが、
同じように過ごしていると体調を崩してしまいます。
蓄えた栄養をエネルギーに変えて、全身に巡らせていかなければ
いけない季節なのです。
ここで注意しないといけないのは「気は上昇しやすい」ということです。
ほっておくと上にばかり向かってしまうので、
ちゃんと「下半身」にも降ろしていかないといけないのですね。
ベビ待ちさんにとって非常に大事な卵巣や子宮は「下半身」の領域です。
(=生命エネルギー)がお留守になっては困ります!
そこでしっかり足を動かすことで、気血を下半身にもめぐらせていくのです。
は滞ることが大嫌い。
ぜひ早起きしてお散歩する習慣をつけてくださいね(^^)/
それでは、体質別に見ていきましょう。
上記の基本をベースにして、プラスアルファしていってくださいね。
まず、冷え症タイプの方は、まだまだ温活が必要です。
生野菜やフルーツはまだもう少し我慢してください。もっと初夏が近づいてからですね。
必ず飲み物は温かいもの、食事でも温かいスープやお味噌汁を。
根菜類ではなく、キャベツやブロッコリなどを火を通して食べるといいですよ。
青物ならニラ、菜の花、小松菜などがいいです。
良質のたんぱく質を摂ることが大事なので、鶏肉や魚介類をどうぞ。
汗をかかない程度に、身体が温かくなるように動かすようにしていきましょう。
ストレッチを十分にしてくださいね。
逆に夏が苦手な暑がりさんタイプは、もう生野菜サラダも解禁です。
葉物野菜もOK。春菊やホウレンソウなども多めにどうぞ。
甘酸っぱい味がいいですね。
柑橘類を使ってドレッシングにするなどして、効果的なダイエットを始めましょう!
冬のような高カロリーな食事はもうやめて、とにかく身体を動かすようにしましょう!
そして、ベビ待ちさんによくありがちなタイプ。
汗っかきなうえに、すぐにのぼせやすい方は
野菜中心の食事にして、水分の摂りすぎにも注意してください。
甘いものは厳禁、ちょっとがんばってダイエットに励みましょう。
むくみが気になる方は豆類や豆腐を食べてくださいね。
朝型の生活にして、規則正しい生活習慣をつけましょう!
しっかり身体を動かしてくださいね。
身体を締め付ける服装はやめて、ゆったり開放的に!
他にも体質はいろいろありますが、よくあるタイプを選んでみました。
ご自身で体質判断できる範囲はこれくらいでしょうか。
どれにも当てはまらない方はぜひ体質判断を受けてくださいね。
冷え症タイプでも、芯から冷え切っている方もいれば、軽度の方もいらっしゃいます。
どの程度やればいいのかわからない、という方もご相談ください。
どの体質の方も、山菜類や木の芽系の、ちょっと苦みのあるものを
食べるのがおすすめの時期ですよ。
冬の間にたまった毒素を排出してくれる働きがあります。
食べ過ぎるとブツブツが出てくるかもしれませんので、
適度に食べるようにしてくださいね!

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