コロナ禍で見直す妊活!

ただでさえ風邪やインフルエンザなどの感染症が猛威を振るう冬の時期、今年は新型コロナウィルスとの闘いで未曽有の厳しい状況となりました。

もともと乾燥や冷えこむ冬季は感染症が蔓延する季節です。
北海道はとくに低温低湿の影響をもろに受ける形となっていますよね。

来年になればワクチンのおかげで少しは事態が収まってくれるのでしょうか。

そうあってほしいところですが、新しいワクチンが隅々まで行き渡るにはかなり時間がかかると思われます。

世界中を揺るがすほどのパンデミックですから、国内でもあらゆる世代、属性の人々の生活に影響があるといっていいです。

とくに高齢者や基礎疾患のある高リスクの方々は命の危険と隣り合わせの生活を強いられています。

 

そして、子どもを希望するご夫婦にも激震が走ったのではないでしょうか。

しばらく妊娠出産を先延ばしにしたほうがいいのか? と考えられたベビ待ちカップルも多かったと思います。
出生率にも影響が出るような話が出ていますよね。

また、すでに妊活中の方々にとっては、悩まれつつも中断したり、なかには諦めて終了、卒業されたりした方もいらっしゃったのではないでしょうか。

確かに専門クリニックへの頻繁な通院や妊娠後の感染、産院の受け入れ態勢(里帰り出産や立ち合い出産ができないなど)といった問題を懸念されるのは当然ですよね。

一旦中断するとして、いつまで待てば安全になるのか何も保証はなく、現時点では先が見えない状況です。

躊躇して様子見をしているあいだに月日が経ち、年齢も上がってしまうという焦りがありますよね。

体外受精の治療中、胚移植の時期をずらして待機されていたけれど、長引くにつれてもう待てないからと決行される方も少なくないのではないでしょうか。

うまくいってくれるといいですね。
心配は尽きないと思いますが、決断が吉と出ることを祈ります。

 

前代未聞のコロナ禍で、人生設計がくるってしまったと感じるベビ待ちさんもいらっしゃるかもしれません。
ほんとうに理不尽なことだと思います。

ただ、人生設計の変更を迫られたのはベビ待ちさんだけではなかったですよね。

みんなしんどいんだから我慢しろと言いたいわけではありません。
どんな状況でも悪のスパイラルにはまり込んでいくのは避けたいので、それぞれ誰かと話をして、気持ちを共有したり相談したりして孤立しないことが大事なのです。

今はご夫婦で今後の妊活について、人生設計について、話し合っていただく機会だと考えてくださいね。

 

確かにリスクはあります。

それをお二人で、どう乗り越えていくのかを本音で語り合ってください。

お二人の年齢や経済状態、お仕事などの状況、そして妊活の条件、他にもさまざまな条件やコロナによる影響もあるかと思います。

そのなかでお二人にとってどう動くのがベストなのか?

条件が許せば、あと1年待ってみるとか、安心できる状況が来ない限り妊活は中断、といった判断があり得るでしょう。

不妊治療の保険適用は2年後に始まるようです。

それまでタイミングで挑戦していきますか?  それとも2人目の時に?

来年からは体外受精2回目からの補助額が30万円に引き上げられるのはチャンスですよね。

リスクを覚悟したうえで、できるだけ早く再開し、受け入れていこうという積極的な決断も。

 

そして、不妊治療は卒業し、特別養子縁組について検討していこうという結論もあり得るでしょう。

 

お二人にとってベストな判断は、カップルごとに違うはずです。

ご夫婦間でも意見が違うことだってありますよね。
それを摺り寄せていく過程も大切です。

お互いが納得できるまで話し合ってくださいね。
コロナ禍は、今後のご夫婦の人生を考え直すチャンスだと思います。

 

ご自身がどうしたらよいのか決められない時や、パートナーとの意見の相違にお悩みであれば、頭の整理のために不妊カウンセラーにご相談くださいね。
一緒に考えていきましょう(^^)/

 

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