基礎体温は必ずつけなきゃダメ?

妊活するなら、基礎体温は絶対必要なのでしょうか?
今日は基礎体温に関するお話です。
基礎体温といえば、ベビ待ちの基礎。
初めて婦人科を受診する前に3ヶ月間基礎体温を計って記録して
持参するように、ということは聞かれたことがありますよね。


ご自身でタイミング法をされている方もがんばっていらっしゃるのでは?
スムーズに計れていますか?!
毎朝のことなので、ちょっとたいへんなときもありますよね。
習慣になってしまった方や、ご夫婦で協力しあってる方は
苦もなく続けていらっしゃるようです。
時間が来たらアラームが鳴り、夫が起きて体温計を妻の口へ、
という連携プレイをされてるカップルもありますね。
動かないほうがいいのもありますし、
「女だけの仕事」になってしまうのも残念ですしね。
ベビ待ちに共同で取り組むという点で女性も心強いです。
最近の婦人体温計は優秀ですし、アプリも充実していますので
以前のように覚えて書き写したり線を引いたりしなくても
よくなってきました。
データをまとめて病院からもらった体温表に写してグラフ化して
受診のときに持っていく形でしょうか。
クリニック用の体温表には薬やホルモン値なども書き込まれていきます。
ドクターにもちゃんと見てもらえるし、治療の流れがわかって
記録としても有効ですよね。
物理的にはあまり重荷感は無くても、精神的にはやっぱり
それほど楽ではないこともあります。
わずか0.1℃の上下がストレスになる方もいらっしゃるのです。
「なに、このガタガタ」
「全然上がらない」
「排卵しないのかな」
「なんでこんな時期に下がるわけ」
「今回もダメだったのかも」
いちいち気になって、モヤモヤ。
毎朝計るのが憂鬱になってきます。
イライラの種がまた増えてしまうのですよね。
こうなってはベビ待ちに逆効果なのでは?
と心配になります。
基礎体温は、きちんと計れば身体の状態を知る
非常に有効な手段なんですよね。
ただ、就寝・起床時間が毎日バラバラだったり
お酒をたくさん飲んだり、風邪を引いたり、ということが
しょっちゅうあると、正確ではなくなってしまいます。
たまに、口をポカーンと開けて寝ていて冷えてしまう、
という方だっていらっしゃいます。
そういった”誤差”が頻繁にあるなかで
体温の乱高下に一喜一憂するのはストレスフル過ぎる!
と感じます。
ですので、基礎体温つけるのが余計ストレスになる
という方には「思い切ってやめましょうか」と提案しています。
ちょっと解放されたほうがいいかもしれませんよ!
もちろん、ストレスにならない方はぜひ続けてください。
より正確な情報を得るためには、早寝早起きの規則正しい生活、
暴飲暴食を避け、しっかり養生することで、
身体づくりもますますバッチリです。
きれいな基礎体温表を作るのが目的ではなく、
妊娠しやすい身体をつくることが目的ということを
そうぞお忘れなく!!
たまにちゃんと計れなくても、「ま、いっか」と
大目に見てあげてくださいね。
くれぐれも、体温表に振り回されないようにしてくださいね~!

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