夏の腰痛にご用心!
今年も梅雨明け前からかなり暑かったですが、いよいよ8月に入ってさらに気温は上昇、連日体温超えです。
以前はここまで暑いのは想定されていませんでしたので夏休みの高校野球大会は当然でしたが、もう考え直したほうがよいのでは? と、ここ数年危機感を感じています。
子どもの頃は「涼しい午前中に夏休みの宿題をしなさい」と言われて、しぶしぶ扇風機をかけて机に向かっていましたが、今では早朝から暑すぎて扇風機も太刀打ちできません。
ペットがいるお家は家族が日中留守でも1日中エアコンをかけっぱなしかと思います。
もったいないと躊躇していたら、たちまちペットも人間も熱中症です。
熱中症で救急搬送される人数が増え、道路を行き交う救急車のサイレンを聞くたびにドキドキしてしまいます。
とくに夜は危険ですね。
意外と夜中に熱中症になる方が多いんですよ。
脳にとっての適温は身体の適温より低く、暑すぎると睡眠が取れずに寝不足となります。
睡眠が不足すると体力が落ち、熱中症にもなりやすくなってしまいます。
ですので、夜もずっとエアコンは欠かせません。
ただ、身体にはエアコンによる冷えがダメージとなることも多いです。
デスクワークのオフィス内、通勤電車や店舗のなか(とくにスーパー!)など、かなり冷えていますよね。
そこまでしなくてもと思うところもあります。
そして、夏ならではのキンキンに冷えたビールやアイスコーヒー、かき氷など冷たいものを飲み食いする機会が増えますね。
内からも外からも冷やされることで、夏に腰痛を発症される方も少なくないです。
身体は脳よりも暖かい環境のほうがいいのです。
冬の寒さでぎっくり腰が増えるのはご存知の通り。
冷えで筋肉が硬くなり、血流も悪くなり、発生する腰痛ですね。
それが夏でもエアコンと飲食生活で同じようなことが起こるのです。
熱中症対策で涼しい室内にとどまる時間が増え、運動不足になることも要因となりますね。
もちろん、猛暑のなかアウトドアでスポーツやジョギングなど危険すぎて絶対おすすめできませんが、屋内でじっとしているのもリスクです。
オリンピックや高校野球など、テレビでスポーツ観戦も涼しい夏の過ごし方なんですが、あまりに動かなさすぎるとひと夏で筋力が落ち、血流が悪くなってしまいます。
ソファにどっかり座りっぱなしではなく、床で筋トレやストレッチなどをしながらや、持っている方はトレッドミルやエアロバイクなどで自分も運動しながらスポーツ観戦しませんか?
がむしゃらに頑張らなくても、筋力を維持したり血行をよくしたりというのが目的なので、じんわり汗ばむくらいでいいです。
テレビを見ながらでも余裕でできます。
ヨガのプランクだって立派な筋トレになりますしね!
じっと座って固唾をのんでスポーツ観戦していると息をするのも忘れているかもしれません。
ハラハラして、緊張して、ストレスもかかっているんです。
身体にいいはずありませんよね!
オフィスでお仕事中も、じっと同じ姿勢でデスクワークをしていたらエアコンで身体が冷えて、血流が悪くなってくるのは当然です。
1時間に1度くらいのペースでトイレに立つとか、その場でストレッチなどを心がけていただければと思います。
夏は脱水を起こして血栓ができやすかったりもして、エコノミー症候群も怖いです。
しっかり水分補給もしながら、ゆったり身体を動かして、腰痛予防をしていきましょう。
水分補給は少量ずつ、こまめに、が基本です。
一度に大量に飲んでも吸収できませんよ!
エアコンで腰やお腹が冷えたときはお風呂につかってリセットしてくださいね。
危険な暑さの夏を無事に乗り切るのがミッションです!
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