妊活中の花粉症対策・・・漢方薬なら大丈夫?

できたら薬を飲みたくないベビ待ちさんでも
花粉症の症状はツラくて何とかしたいですよね。
そんなときは漢方薬という手があります。
そこで最近注目されている【陳皮】についてお話します。


【陳皮】(ちんぴ)とは温州ミカンの皮のことなんですね。
熟したミカンの外皮を干したものです。
(まだ青いミカンの皮はまた別の生薬になります)
ちなみに1年以上置いたものですので(陳は古いという意)、
さっき食べたミカンの皮、というわけにはいきません(^_^;)
この【陳皮】が花粉症に効くということで話題に上っています。
ミカンの皮がなぜ? ミカン食べるだけじゃ効かないの?
いろいろ疑問もあるかと思いますので、漢方生薬としての
【陳皮】を見ていきましょう。
漢方薬は一般的に”副作用がない薬”と見られがちですが、
体質に合っていないと効果が無く、悪影響を与えることもあるので
注意が必要なんですよ!
まず、[花粉症=陳皮]ではありません!
少し難しいですが、生薬としての素性を明らかにしましょう。
性質:温・燥・散
帰経:脾・肺
五味:苦・辛

解説すると、身体を温め、乾燥させ、発散させる作用があります。
脾臓と肺に作用し、苦味と辛味があります。
効能としては、胃腸を整え(消化を助け、悪心嘔吐や下痢を改善)、
咳や痰を抑え、むくみを取り、アレルギー症状を緩和
します。
ですので、花粉症【陳皮】、というのも納得はできますね。
ただ燥性があるので、”陰虚”体質の方には不向きなんです。
つまり、
いつも微熱があったり、のぼせや寝汗がきつかったりする方は
控えてくださいね。
悪化させてしまうかもしれませんから!
花粉症と一言で言っても、いろんな体質の方がいらっしゃるので、
それほど簡単ではありません。
身体が冷えていて、寒いと余計に症状が悪化するタイプの方や、
水分代謝が悪くてむくみが強い方、胃腸があまり強くない方、
などに向く生薬だと言えます。
【陳皮】を単品で服用するというより、漢方薬は”合わせ技”ですので
いろんな処方に含まれています。
胃の症状に効くので有名な六君子湯(りっくんしとう)、
同じく胃腸のお薬、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)にも
入っています。
ちなみに、
補中益気湯は男性不妊の漢方薬としてクリニックで処方されることが
非常に多いですよね(^_^;)
もとはといえば、気力・体力の無い方の慢性的な胃腸症状や倦怠感などに
効果的なお薬なのです。
食欲不振、虚弱体質、貧血といった体質の方に向くお薬ですので、
適応症にEDが入っていますが、どんな方にも効くわけではありません。
これは余談ですけれども(^_^;)
同じように、陳皮が花粉症に効く!といっても、
全員の方に効くわけではありません。
ヨーグルトと一緒に摂るといいとのことですが、
ヨーグルトも、できたら避けたほうがいい方もいらっしゃるので
無理やり実践するのはおすすめできません。
しっかり体質判断してから服用するようにしてくださいね(^^)/
漢方の考え方では、生薬は「〇×症」だけに効くものではありません。
もっと包括的に、体質改善に役立つものですので、
その体質の方に出やすい症状には幅広く効果が期待できます。
ご自身の体質のご相談はいつでもどうぞ!
しっかり診させていただいて判断いたしますよ~(‘-^ )b
メールでご相談:info@rumishinkyuu.com
生薬とまでいかなくても、ミカンの皮を干したものを入浴剤にする、
というのもアロマ効果があってリラックスできますね。
美肌効果もありますので、次のミカンのシーズンは皮を取っておいて
日に干してからお試しください。
ただし、通常は農薬やワックスがかかっていますので、
そうした心配のないミカンでお願いします(-.-)
柑橘類の皮といえば、マーマレードなども気のめぐりをよくする
効果がありますので、無農薬栽培の夏みかんなどが手に入れば
甘味を極力少なくして手作りしてみてくださいね。
つくっている最中も、素晴らしい芳香に癒されますよ~♪
ストレスが多くて気が詰まりやすい方にお勧めです!!

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