妊活をスタートするならば?

新しい年の始まりや、新年度の4月、夏休み明けの9月、下半期の10月、
という区切りのよいタイミングは、妊活スタートにも適した時期です。
長い間「もしかして不妊かも?」と不安を感じてきた方も、
そろそろなんとかしなくちゃと意を決するには絶好の時機ですね。
せっかく妊活スタートするのなら、こんなことを考えてみてはいかがでしょう?


漠然と「子どもがほしいな」と考えているうちに月日だけが経つと、
ふと不安や焦りを感じる時が来ます。
このままでいいの?!
そのうち、基礎体温をはかりだすようになり、
マイペースなベビ待ちでタイミング法を試してみても、
結果が出ないことが何か月も続くと更に不安が。
いよいよ本格的な妊活開始の時かもしれません。
以前はこの余裕期間が2年と言われていましたが、
今は1年間結果が出ないならば不妊症と判断されます。
もちろん、40代の方は1年でも時間が勿体ないです。
ほしいと思ったら、その足ですぐに検査受診してもいいくらいです。
まずはご自分の身体の状態を正確に把握することから始めましょう。
よほどの生理痛や子宮筋腫・内膜症などの持病がない限り、
婦人科にかかられたことはほとんど皆無かと思います。
簡単そうに見えて、実は妊娠は”奇跡”の連続の結果なのですから、
どこにトラブルが生じているのかを知らないといけないのです。
何度か通わなくてはいけませんが、きちんとホルモン分泌や
排卵状態などを調べていきましょう。
そして、子宮や卵巣、卵管などに問題が発生していないかも
しっかり診てもらいましょう。
自覚症状がなくても、卵管が詰まっていたり、
筋腫やポリープができていたりすることがありますよ。
一通りの検査を受けて結果が出ると、今後の妊活の方向性が
見えてきます。
タイミング療法でいいのか、ステップアップが望ましいのか、
専門家のアドバイスをもらいましょう。
妊活高齢化が深刻になってきていますので、
30代以上であればくれぐれも「何もしない」「自然に任せる」選択は
しないでくださいね!
特に問題がなくても、何かしらの努力、働きかけをしていきたいものです。
それから、ご自分ひとりの検査結果だけでは十分ではありません。
必ずご夫婦そろって検査を受けてくださいね。
いまや不妊の原因は男女半々です。
よく話し合っていただいて、もしお二人ともお子さんを希望されるなら、
足並みをそろえていきましょう。
カップルの”妊活プロジェクト”においては、男性と女性では役割が違います。
とはいっても、女性だけが一人で奮闘しても、負担が大きすぎて
挫折してしまうことがあります。
男性も自分のこととして、そして二人のこととして、
積極的に関わっていってほしいところです。
何をしていいかわからないときは学習しましょう。
自分ができることを探しましょう。
その行動力が女性には何よりの支えになりますよ!
二人で身体づくりをすることも役立ちます。
食生活、喫煙、飲酒、運動、就寝時間、どこかに改善ポイントは
ありませんか?
妻任せにせず、何かしら、ご自分で工夫をしてみてくださいね。
ここまで読まれた方は気づかれたかもしれません。
妊活スタートに欠かせないのは、まずはご夫婦の足並みを揃えることです。
妻を一人にしない、させない。
これがすごく大事なのです。
そのためには、とことん話し合いをしてくださいね。
そして、医療機関にかかればすべてオッケー、
ということでもありません。
あくまでも“生殖補助医療”です。
十分なサポートを受けるにしても、メインとなるのはご自身です。
現代人の特徴として、飲食習慣の問題、過労、運動不足などが原因で
とても体調万全とは言えない方が増えています。
なんとか生活できているギリギリの身体では
妊娠出産、そしてその後の育児に耐える体力が不足しています。
お身体の立て直しを真剣に考えてくださいね。
鍼灸や漢方といった東洋医学は、お身体全体をベースアップしていくことで
妊娠しやすい身体をつくっていきます。

日々の生活のなかで、どうやってお身体を立て直していくか、
東洋医学による体質改善の方法を学んで実践していただければと思います。
区切りがよくてもってこいの時期ですし、
妊活をスタートするなら、体質改善から始めていきましょう。
お二人の妊活にお役立てください(^^)/
ご相談はこちらからどうぞ⇒ info@rumishinkyuu.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA