暑すぎる夏を乗り切るために

今年は異様に梅雨明けが早かったので、それだけ猛暑の期間が長くなってしまいます。

命の危険を感じるほどの暑熱から身を守りながら社会生活を維持するのは至難の業ですよね。

なんとかして危険な夏を無事に生き延びなければ!!

 

大昔から夏は暑いものと決まっていて、夏の暮らし方の知恵が伝えられてきました。
近代になるまではエアコンもなかったので、どうしたら少しでも暑さから身を守れるかが夏の健康法の鍵でした。

それが、いつの間にかその暑さは桁違いとなりましたし、皮肉にも救いのエアコンのせいで体調を崩す心配も出てきました。

現在の夏の健康維持の秘訣は、この内と外の温度差から来る“寒暖差疲労”からどうやって身を守るか、なんですよね!

 

人間にはホメオスタシス(恒常性)といって、環境の変化にかかわらず身体の状態を一定に保とうとする能力が備わっています。
体温や血圧などが環境によって大きく上下し過ぎていては健康に暮らせませんから。

おかげで、人間は夏でも冬でも、過酷な環境の辺境地でも生きていけるのです。
このシステムの一環が自律神経系や内分泌系です。

身体の調整機能と呼べるこのシステム、働きすぎで負担がかかると疲れます。
調整作業は、やっぱりエネルギーがいるんです。

それはそうですよね。
1日何度も何度も「体温上げろ!」「体温下げろ!」「血圧上げろ!」「血圧下げろ!」 などと指令を出しては対応して、というのを繰り返せば、素早く動けなくなったり暴走したりもします。

今の猛暑は、まさしくそんな過酷な状況を強いているんです。

40℃近いところから25℃の室内に入る、そしてその逆、という出たり入ったりを1日に何度も繰り返せば、体内環境を一定に保つために自律神経にものすごく負担がかかっています。
これが“寒暖差疲労”を引き起こします。

身体の負担にならずに調整可能な温度差はだいたい5~7℃くらいまでだということですから、おわかりいただけますよね!?

ヘトヘトに疲れて乱れてしまった自律神経をリセットして回復させるためには質のよい睡眠が欠かせません。

ただ寝ていればいいわけではありません。
疲れ切ってスマホを見ながら寝落ちするようでは、その疲れは回復できないのですから。

寝る前には、ちゃんと準備をしないといけないんですよ!

 

【寝る前に】

★ 夏でも入浴を!

シャワーで済ませず、ぬるいお湯につかるようにしましょう。
エアコンで冷えた身体をあたため、リラックスして副交感神経を刺激します。

 

★ スマホから離れる!

入眠の1時間くらい前にはスマホから離れましょう。
光を視ることで脳が興奮して交感神経が優位になってしまいますよ。

 

★ 深呼吸しよう!

寝室の照明を落とし、ゆっくり深呼吸しましょう。
軽くストレッチやヨガをしながら呼吸を整えるのも有効ですよ。

 

交感神経が優位な状態では深い眠りを得られず、寝ているようで寝てない状態なんです。

年齢とともに自律神経の切り替えがうまくいかなくなるのは自然ですが、それよりも現代生活のせいで交感神経優位に傾きがちなのが問題です。
不眠症の大きな原因ですよ!

トータルな睡眠時間を確保するのも、できるだけ早い就寝も、どちらも大事です。

それでも、肝心の睡眠の質が悪ければ元も子もありません。

東洋医学では“陰陽”で神羅万象を見るのですが、1日でいえば昼間が陽で夜が陰です。
陽の時間帯には身体の陽を養うためによく動き、陰の時間帯に陰を養うためによく眠るのがよし、とされています。

まさしく、自律神経交感神経(=陽)と副交感神経(=陰)です。

陰陽バランスが崩れないよう、夜はしっかり寝ることが東洋医学的にも正しいのです。

これからの猛暑の夏を乗り切るためには、睡眠が一番大事ですよ!!

あなたの身体の大切なホメオスタシス、調節機能である自律神経にしっかり働いてもらうためには、良質の睡眠が欠かせません。

できるだけよい睡眠を心がけてみてくださいね(^^)/

 

 

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