不妊治療で足りない栄養はどうやって?

食生活の改善は妊活にとって非常に大事になってきます。

ただ、厳密にやりすぎるのもストレスになったり長続きしなかったりします。

適度に息抜きしながら、がんばり過ぎないのがコツかもしれませんね。

ちょっとした工夫で足りなかった栄養素が補給できることもあります。

体質改善は食べ物だけでできるもの、というわけでもないのですよ!

ベビ待ちさんのためのレシピ本もたくさんありますよね。

美味しそうな写真を見るだけでも楽しいですし、とても人気があります。

でも見てるだけじゃ変わりません!

試してみないといけませんよね。

とはいえ、一から十までテキストの通りにしないといけないわけではありませんよ。

食材だったり、調理法だったり、取り入れやすいところ、参考にしやすいところを真似すればいいのです。

それほど厳密にしなくてもいいですよ。

レシピ本はヒントがいっぱいある本、くらいに考えましょう!

自己流に新しい風を吹き込む感じでしょうか。

マンネリ打破、ですね!

また、栄養素を詳しく調べて、足りないものをサプリで補うという考え方。

サプリはご飯の代わりにはなりませんので、過信は禁物です。

なかには葉酸のようにサプリででも積極的に摂取していったほうがいいものもありますが、通常は可能であれば食品から摂るほうがおすすめです。

というのも、あれもこれもと足し算していくと、種類によっては1日の摂取容量の限度を超えてしまうことも起こり得るからです。

ビタミン剤といっても、なかには摂りすぎないほうがよいものもありますし(過剰症、というのもあるのです)

ミネラル類もバランスが大事だったりしますよ。

脂溶性ビタミンのビタミンAやDは過剰摂取しないように気を付けたいです。

ただ、近年の美白ブームで極端に日焼けを嫌う女性が増え、完璧すぎるUV対策のために皮膚で構成されるビタミンDが欠如する事態になってきているようです。

そこで最近、妊活女性によくお聞きするのがビタミンD不足

ビタミンDは食品から摂取するのがなかなか難しく、皮膚からの摂取を期待したいところなのです。

ビタミンDが不足するとカルシウムの吸収力が衰えるので、骨が弱くなるのです。

若くても骨粗しょう症になりやすくなるので、気を付けていただきたいです。

そしてもちろん、不妊体質になりやすいのです!

東洋医学では「骨」と「腎」は強いつながりがあります。

「腎」は生殖力や老化に関わるので、骨が弱くなるのはつまり老化や不妊につながるのです。

カルシウムの摂取も大事ですが、摂取しても身体に吸収できなければ意味がありませんよね。

ですから、なるべくビタミンDも忘れずに補給していきたいのです。

そのためには、日焼けしたくない方も手のひらなら大丈夫ですから、毎日15分間は手のひらを太陽にあてるというのをやってみてください。

私も日光の下を歩くときはわざと手のひらを上にして(かばんを肘にかけて)甲ではなく手のひらに太陽が当たるようにしています。

15分程度で1日の必要量以上のビタミンDが合成されるそうですよ。

生しいたけやしめじ、エノキタケなど、きのこ類を買ってきたらパックから出してザルなどに並べ、ベランダに出して日光に当てるだけでいいのです。

きのこ類にはプロビタミンDがたくさん含まれていて、紫外線を浴びるとビタミンDに変化するのです。

乾燥するのでカサが減りますが、味も栄養価も高まります。

市販されている干しシイタケは熱風乾燥ですのであまり意味がありません。

できたらご自分で天日干しをしてみてください。

ちょっと一手間かかりますが、食品を天日干しするネットも安いものですし、挑戦してみてくださいね。

サプリを購入するより安上がりですし、安全ですよ!

嫌われ者の紫外線を逆手に取って味方につけてみるのもいかがでしょう。

ちょっとした工夫で妊娠しやすい身体づくりに役立つのです。

いろんな方法で身体づくりできるのですね(^^)/

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