ぎっくり腰は予防できる?
ふとした拍子にギクッ!! やってしまった!
固まってしまう恐ろしいぎっくり腰。
経験された方はわかりますよね…
突然固まって動けなくなるんです。
経験がなくても、みなさんご存知のぎっくり腰です。
なる方はクセになってしまい何度も、という方もおられますよ。
ぎっくり腰は五十肩と同じように正式名称ではありません。
正式には急性腰痛症です。
すべて同じ病症というわけではなく、大きく分けて4種類なんですよ。
原因ごとの分類はこうなります。
1.筋肉の炎症
一番多いパターンがこれですね。
主に脊柱起立筋という背中の筋肉が引き起こす腰痛です。
2.椎間板ヘルニア
腰痛と太ももから足先までの痺れが特徴です。
背骨(腰椎)の椎間板から組織が飛び出して神経を圧迫します。
3.脊柱管狭窄症(椎間関節)
これも脊椎の神経が圧迫されて起きる症状です。
腰痛よりも足の痺れや痛みが強いことが多いです。
4.仙腸関節
片側のお尻が痛むという特徴があります。
骨盤の仙腸関節のじん帯などが原因になっています。
ヘルニアや脊柱管狭窄症などの鑑別のために、整形外科でレントゲンやMRI診断を受けることをおすすめします。
ただ、発症直後はあまり動けないでしょうし、とにかく痛みをなんとかしたいのが先ですよね。
やらかした! という時の対処法は・・・
アイシング&安静!!
まずは冷やしましょう。
そして無理して動かずに、楽なほうの横向きで休んでください。
入浴やカイロを貼るなど温めるのは厳禁ですよ。
↓ ↓ ↓
1週間くらい経ったら、今度は温めます。
この順番を間違えると治りが悪く、また繰り返すことになりかねません。
残念ながら病院に駆け込んでもアイシングしかできません。
とにかく冷やして安静にしましょうね。
すぐ近くに鍼灸院があれば、そちらのほうが効果的で早いのはご存知ですか?
ぎっくり腰には鍼灸が一番なんです(^^)
ぎっくり腰の直接的なきっかけはだいたいこんな感じが多いのです。
▼重いもの持ち上げる
▼立ちっぱなし・座りっぱなし
▼スマホやPC画面を姿勢悪く見続ける
▼ソファーから立ち上がる
▼洗面時などの前傾姿勢でクシャミ
▼疲労がたまっているのに無理をする
▼冷え(冬、夏のエアコン、冷たいビールなども)
まずはこうした動作や原因を予防するようにしましょうね!
姿勢がポイントですよ!!
クセになっているとか、何度も何度も繰り返す方は、とにかく予防が大事です。
筋肉疲労や筋力の衰えがベースにあることが多いのですから、そこを見逃さないようにしてくださいね!
きっと予兆があるはずなんです。
生活を改善するつもりで、身体の動かし方、姿勢、疲れをためずに休息すること、そして予防のための筋トレ(エクササイズ)を地道に実践してください。
東洋医学的には腎の弱りや消化器系の疲れ、気の停滞、冷えなどが原因と考えます。
意外と風邪ひとつ引かないような丈夫な人にも多いのがぎっくり腰。
身体が強いからといって無理する癖(本人は無理と思ってないのですが)がありませんか?
胃腸も丈夫なので暴飲暴食(本人は暴飲暴食と思ってないのですが)が習慣になっていませんか?
気づかないうちに身体はダメージを受けていますし、筋肉疲労もたまっていきます。
いつまでもずっと若いままではありませんし・・・
ひょっとしたらぎっくり腰になったのは気づかないといけない身体の声なのかもしれません。
過信と無茶をしてきてないか、振り返ってみてくださいね。
予防の方法、伝授しますので、いつでもご相談ください(^^)/
ぎっくり来ちゃってからじゃダメージ大きすぎて遅いのですから。
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