目が疲れたら?
やっと猛暑が終わって、やれやれですよね。
熱中症の予防のために不要不急の外出を控える生活からも解放されました。
待ちに待った行楽シーズン到来で今月はイベントも目白押しです。
これからアウトドアや遠出を楽しみたいですね!
10月10日は旧体育の日で祝日でした。
今は平日ですが、“目の愛護デー”です。
真夏のあいだ閉じこもっていた生活のせいで、目にだいぶ負担がかかっていました。
リモートワークでパソコン作業が増えたり、動画やSNSでスマホを見る時間が増えたりしましたよね。
今になって目の疲れやかすみ、ドライアイなどを訴える方が増えているようです。
パソコンやスマホ画面から強い光を長時間浴びていると、目の周りの筋肉に負担がかかります。
目の周辺の血行が悪くなり、筋肉疲労で目の焦点を合わせるのも難しくなりますよ。
40代以上になると加齢の影響も加わりますし・・・
秋は乾燥の季節というだけでなく、涙の分泌も減り、画面を凝視することで瞬きの回数も減り、どんどん乾燥していきます。
乾燥して角膜に細かい傷ができることもありますし。
目が「見える」のは角膜が視覚情報を捉え、水晶体がレンズとなり、その情報を視神経が脳に伝達するからですが、ピントを合わせる役割を果たしているのは毛様体筋という筋肉です。
この目の中の小さな筋肉が疲れてしまうとピンぼけしてくるのですね。
目を開ければ「見える」のは目の筋肉や脳がちゃんと働いているからで、私たちの目は疲れ知らずの機械ではないのです。
筋肉なのですから、使いすぎ(働きすぎ)によって弱るものなのです。
無理して酷使し続けると頭痛や、首や肩の凝りの原因となりますよ。
というわけで、眼の疲れを回復させるためには目を休養させるしかありません。
パソコン画面から目を離してスマホを見るのは休養にはなりません!
(ついやってしまうんですけどね・・・)
両目を閉じ、ホットタオルや市販のアイマスク(蒸気で温めるタイプの)をまぶたの上に乗せてしばらく休みましょう。
10分くらいが目安ですが、ホットタオルは冷めやすいので、ビニール袋に入れると温感が少し長持ちしますよ。
温めると筋肉の緊張が緩み、疲れが取れますからね。
また、目の周りにあるツボを刺激するのも心地よく、効果的です。
サンチクという眉頭のツボがお勧めですよ↓
親指で5秒間ほど押して、離す、というのを数回繰り返してみましょう。
気持ちいいくらいの刺激でお願いします。
ただ、ひどくなってからだと回復するにも時間がかかりますし、慢性的な眼精疲労は辛いものなんです。
できたら予防して、悪化しないように気を付けたいもの。
そのためには、1時間に1回はパソコンやスマホの画面から目を離し、遠くに目をやるのがおすすめです。
約6メートル以上遠くを見るのがポイントです。
狭い部屋の中では6メートルも離れた場所がありませんので、窓の外の風景を眺めるのがいいでしょう。
チラッと見るだけじゃなく、しばらく見続けてくださいね。
近くと遠くを交互に見るという目のストレッチもおすすめですよ。
10回くらいが目安です。
ふだんから目の疲れが気になっている方は目だけに注目するのではなく、頭から首、肩、背中の血流を改善してみてはいかがでしょうか。
必ず後頭部から首にかけてガチガチになっているはずですよ。
全身の筋肉はつながってますから、目を酷使することで首や肩が凝りますし、顔もシワやたるみが増え、クマができて老け顔になっていきます。
たかが目の疲れとはいえ、全身の健康や美容に影響するのです。
仕事上仕方ないという方も多いでしょうが、将来の健康のためにも、休憩の習慣をつけて守ってくださいね。
目には一生お世話にならないといけないのですから(^^)
“目の愛護デー”だけでなく、普段から目を労わってくださいね!
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