歯周病になると妊婦は危険?

お口の中には菌がいっぱい生息しています。
なんと500種類以上だとか(+o+)
こうした細菌が出す炎症物質が、妊婦さんの場合は
低体重児の出産や早産につながるリスクを高めるそうです。
しかも、妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなるんですよ!!
今から勉強して、「妊娠性歯肉炎」を予防したいですね!


目には見えないお口の細菌ですが、口腔ケアで重篤な病気の
リスクを減らしたり、入院期間が短縮されたりするそうですよ。
また、歯周病は糖尿病の合併症で、相互に影響し合う、
つまり歯周病になると糖尿病の症状が悪化するということも
明らかになってきたそうです。
歯周病を治療することで糖尿病も改善するとのこと。
歯周病を起こす細菌は歯茎を炎症させ、炎症によって生じる物質が
インシュリンの活動を妨げるのだそうです。
また、糖尿病で血糖値が高くなると、歯茎の炎症が強くなり
歯周病が悪化するのです。
「インシュリン抵抗性」を指摘されるベビ待ちさんは少なくありません。
将来糖尿病を発症しないためにも、食生活や生活習慣を見直すと同時に、
今から口腔ケアをしっかりしていきたいですよね。
そして、妊娠すると、つわりによって十分に歯磨きができなかったり
することもあるのですが、実はホルモンも関係があるのです。
エストロゲンは歯周病の細菌を増殖させますし、
プロゲステロンはプロスタグランジンという炎症のモトを刺激します。

妊娠していないときと比べ、こうしたホルモンの量が何十倍にも
なりますので、「妊娠性歯肉炎」になりやすいのです。
妊婦さんこそ、口腔ケアが必要なんですね!
歯周病になってしまうと、低体重児や早産の危険性が高まる
とのことなので恐ろしいです。
細菌が血管内に進入して全身に回るのですが、
胎盤を通して胎児にも感染してしまうからだそうです。
たかが歯周病?! と思いきや、
実は早期低体重児出産の危険率はタバコやアルコール、
高齢出産よりも何倍も高い数字
なんですよ!
妊娠したら全員が歯周病になるとは限りません。
ちゃんと予防していけば回避することができるのです。
妊活中の今から、元気な赤ちゃんを授かるためにできることの
1つですね!
毎食後(間食も含めますよ)必ず歯磨きをし、できれば
寝る前や起床後にもするのがいいそうです。
1本ずつ丁寧に磨き、歯間ブラシや糸ようじを使って
歯垢がたまるのを防ぎましょう。
磨き残しの歯垢は歯石となって通常の歯磨きでは取れなくなります。
できたらこまめに歯科でクリーニングをしてもらいましょう。
遠い将来の病気を予防するためと、
近い将来の妊娠に向けて、赤ちゃんの安全のために
歯磨きを見直してみませんか?!

「インシュリン抵抗性」と診断された方は食事や生活改善が必須です。
ご相談を受け付けております。
メール:info@rumishinkyuu.com

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