お疲れですか?
あいさつにもなっている「お疲れ!」 というフレーズ。
「じゃぁ、また明日!」 くらいの意味でもありますし、「たいへんだったね!」 もあり。
日々なにげなく使う疲れという言葉ですが、実際にはどういう状態のことなんでしょうね。
1日中立ちっぱなしで仕事して、もうヘトヘトとか、スポーツ大会で走り回って体力の限界とか、肉体的な疲労はわかりやすいですよね。
でも、1日中座りっぱなしでパソコンに向かっての入力作業だって疲れませんか。
実際に動かしているのは手や指だけなのに。
局所的な疲れというより、やっぱり全体的に疲れた感じがしますよね。
人間関係などの悩み事を抱えていて、あれこれ気を遣い、考えすぎてしまっても「疲れた…」 となりませんか。
ストレスで疲れるのは身体ではなく、心ですよね。
疲れ、疲労は心身に負担がかかって活動能力が一時的に低下している状態のことを言います。
肉体的/精神的にオーバーワークになって消耗してしまったのです。
休息を取ってなんとか回復させないと元のパフォーマンスは期待できません。
いったん退場で、失われたエネルギーをチャージしないとだめなんです。
では、なんで心身は疲れるのでしょうか?
人間だもの。ですよね。
機械だったら疲れ知らずで永久的に働き続けることができます。
人間はご飯を食べてエネルギー補給しなければならないし、定期的に休息も取らないといけないのです。
もしそれを怠ると、病気になってしまうからです。
いわば、病気にならないために疲れるんですよね!
これ以上は危険! と警告してくれているのです。
なので、疲れ知らずになりたいなんて考えないでくださいね。
身体の疲れは限界を超えると文字通り身体が動かなくなるので強制的に休まないといけなくなるんですが、心の疲れは身体が勝手に動いてしまうので同じ状況下で消耗を重ねてしまいがちです。
心の疲れは慢性化して、やがてうつなどの精神疾患につながってしまいます。
しかも、我慢強い人や頑張り屋さんほど、心を麻痺状態にして突き進んでしまう傾向がありますので危険なんです。
「しんどい」 とすぐ投げだして誰かに助けを求める人のほうが安心なところはありますね。
また、疲労が蓄積していくと倦怠感になります。
常にだるく疲れている状態、まとわりつくような疲労感ですね。
全身が疲れ果ててしまったように感じるようになるのです。
ストレスから身体も不調になり、思考能力も低下していき、ある朝ベッドから立ち上がれなくなってしまいます。
もっとも、疲れは人によってそれぞれ感じ方が違い、客観的に測ることはできません。
なかなか他人にわかってもらえない=配慮してもらいにくいものですので、疲れを溜め込まないよう自分自身で管理していかないといけませんね。
お勤めの方でも職場によっては有休さえ取りにくい方もいらっしゃいます。
ましてや自営業の方は自分が休めば収入も無いわけですから休めない、ということが多いです。
疲れがたまっても我慢して無理してしまうのが習慣になってませんか?
コーヒーがぶ飲みやドリンク剤に頼って無理やり働いていませんか?!
その無理が長年積み重なると深刻な病気につながる恐れがありますよ。
過労でうつ病も発症して、というケースが後を絶ちません。
イライラして少しのことでもキレやすくなったり、やる気が出なくなったりしたらイエローカードです。
疲れてるな~と自覚してくださいね!
できるだけ早く寝るようにするとか、思い切って休みを取るとか、なんらかの対処をしてください。
ただ疲れにもいろいろあって、食生活が原因ということもあるんですよ。
たとえば、甘いものが大好き、炭水化物ばかり食べる方は要注意!
疲れた時に糖質を摂るとその直後は満足感があり、疲れが取れるような気持ちになりますが、それは誤りなんです。
一気に上がった血糖値がまた一気に下がり、もっと疲れを感じるものです。
昼食後に眠くなるのは糖質の過剰摂取が原因のことが多いですよ。
ランチにパスタやどんぶりものなどを食べることが多くありませんか?
そういう方は糖質をできるだけ抑えてみてはいかがでしょうか。
疲れ方が変わってきますよ。
眠りが浅くて熟睡できない方も、ひょっとしたら糖質過多だったり、全体的に食べ過ぎだったり、という食習慣のせいかもしれません。
睡眠の質が悪いと身体の疲れも取れませんし、悪循環ですからね。
どこも悪くはないんだけど、なぜかぐったり、いつもだる~い、という方は食習慣のせいかもしれませんよ~!
ご注意くださいね(^^)/
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