猛暑を生き延びるために!

もともと夏は暑いものですが、近年尋常じゃない熱さに苦しめられるようになってきました。

とくにここ2、3年の気温の上がり方には驚愕します。

急激に上がって、満を持して(?)生まれた「酷暑日」の記録も毎日更新されているくらいです。

もう災害級と言える高温なのは地球温暖化の影響が強いのだそうです。
今更ですが。

そして、温暖化すれば海水の温度も上がって水蒸気が増え、日本は海に取り囲まれているため、全国で線状降水帯が発生したりして豪雨になるのですね。

日本は温暖化の影響を非常に受けやすい地理的な条件が揃っていて、高温と同時に湿気の多さが特徴的なのだそうです。

そして、こうした温暖化の状況は今後もさらに悪化していくらしく、何年後かには気温は2℃~4℃くらいはまだ上がっていくそうですよ。

 

これほどの暑さですから、熱中症をいかに予防していくかが夏季を過ごす重要なポイントになります。

今日は東洋医学的な視点からお伝えしていきますね。

昔から暑気中(あた)と民間では呼んでいましたが、熱中症夏バテも含めた夏の体調不良の総称なんですね。

東洋医学では中暑、「暑さに中(あた)る」と言います。

暑いだけなら普通なんですが、病のモトになるのは暑邪とも呼びます。

熱すぎるのも邪気なんです。

熱中症は「熱に中(あた)る」と書きますね。

中は中間、真ん中の意味もありますが、的中のように的にあたる、という意味合いもあります。

発展して、中毒=毒にあたる、卒中=卒然(=突然)にあたる、という使い方になります。

中暑は高温多湿な環境や、不養生(睡眠不足や暴飲暴食・偏食など)のせいで起きると昔から決まっています。

現在はかつてとは比べられないほどの高温多湿ぶりでしょうし、多くの人が中暑に陥るのも無理はないですね。

それでも昔の人たちは中暑の対処法を残してくれています。

まずは予防のために生活改善で養生を説いています。

*発汗で津液(水)を消耗するので、水分補給をしっかりすること。

*夏は心がたかぶって不眠になりやすい季節なので、できるだけ睡眠をとること。

*脾胃(内臓、消化力)を冷やすので、冷飲食しないこと。

*熱をこもらせないために、たっぷり汗をかくこと。

昔は今ほど暑くなかったとしても、扇風機やエアコンがなかった時代、労働条件も悪かったでしょうし、暑さにあたる人も多かったのでしょうね。

 

熱や水の問題とされている熱中症が悪化したり、暑さのせいで体調不良が長引いて心身ともに消耗(虚)してしまったりすると、いよいよ夏バテとなってしまいます。

急に命にかかわる病症に発展するような熱中症の応急処置的な治療法と比べて、夏バテはじっくり時間をかけて改善していくのが向いているため漢方薬が重宝されました。

古代からの知恵を凝縮した漢方薬が体質や症状に合わせて利用されていたようです。

 

では鍼灸では何ができるでしょうか。

中暑は予防が一番大事なのですが、なってしまった場合はできるだけ早く気づくことから始めたいです。

食欲がなくなり、だるくて身体に力が入らない。
やる気も出なくて、寝てるしかない。

そんな夏バテにはお灸ですよ!

お灸がよく効きますのでお勧めしたいです。

 

「今年は暑くても、なんとか楽に過ごせてる」 というお声もいただいています。

いつもなら熱がこもって夏はほんとうに辛かったのだそうです。

今年に入ってから鍼灸を始められた方ですね。

暑さ対策というより、お身体全体の調子を上げていくのがいいのです。

 

体調を維持して夏バテ予防するのも東洋医学は効果的(^^)

倒れる前に、メンテしていきましょう(^^)/

 

 

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