卵の質を上げる方法ってあるのですか?

ベビ待ち女性にとって、卵の質の向上は共通の願いです。
どうしたら質のよい卵が育ってくれるのか、そこが問題です。
情報収集を怠りなく、日夜試行錯誤していらっしゃることと思います。
確実に効果が出る方法ってないのでしょうか?


妊活高齢化が進み、卵子の老化の現実を突きつけられて
呆然としたり、悔しさでいっぱいになったり、の女性は多いと思います。
クリニックでの治療に専念しても、卵子の老化のせいで
受精しないとか着床に至らないとか、先に進めないのです。
採卵にまでたどり着けないこともありますよね。
不妊治療専門クリニックにて治療を受ける際、排卵誘発やホルモン補充など
さまざまな薬を飲んだり注射を打ったりしますが、
卵の質を向上する効果は期待できません。
通常は卵巣で1つだけの卵が成長してくるところを、複数個、
同時に発育させることができるとしても、1つ1つの卵の質が
良くなってくれることにはつながらないのです。
ですので、たくさん採れても好い結果が必ず出るとは限りません。
成功するためには、複数回トライしないといけないのです。
もう若くはないからこそ、
たとえ1個だけの卵でも、元気な赤ちゃんが生まれてきてくれれば。
そのために、今からでもできることをやりたいですね。
まず、ほとんどの方が忘れていることに気づいていただきたいです。
あなたの身体の中にある、卵子だけをピンポイントで良くする!
ことなんて、本来ありえないのです。
あなたの身体が良くない状態であればなおさらです。
どちらかというと、生殖機能は、人間にとってオプション機能です。
もし健康が脅かされていれば、まずはオプションは切り離して、
本体の命、肉体を維持するほうを優先するものです。
ですから、「卵の質の向上」ではなく、「身体の質の向上」
認識を改めてくださいね。
体質改善です。
身体がボロボロ、ヨレヨレなのに、
卵だけよくなることなんて、ありえないのです!!
身体をよくしよう、健康になろう、ということは、
生活改善が基本中の基本です。
良質の睡眠を確保することや、よりよい食生活を維持することが
まずは大事なんですね。
ここで、プラス面だけでなく、マイナスになる習慣にも
注意を向けてみてください。
つまり、夜更かしや寝不足、暴飲暴食が身体に与える影響ですね。
また甘いもの、糖質過多は身体をサビさせます。
「別腹」と言い訳して、食べ過ぎていませんか?
甘いお菓子はお肌だけでなく、身体全体の老化を早めます。
どんなに健康的な食品やサプリを飲んでいたとしても、
台無しになってしまいます。
卵に影響しないわけがありませんよ。
マイナスするべきところも考えてみてくださいね!
他にも運動不足はどうですか?
マラソン完走など”やりすぎ”もよくないのですが、
基礎体力や代謝力を向上したり、気血の巡りをよくすることは必要です。
冷え対策、温活はいかがですか?
寒い季節はもちろん、夏のエアコン対策とか、できていますか?
寒がり、冷え症の方は積極的に温活されていますが、
冷えの自覚がない方はいらっしゃいますよ。
あなたは大丈夫?
便秘症ではないですか?
薬に頼っていませんか?
頭痛持ちだったり、慢性的な肩こりだったり、しませんか?
生理痛がひどかったりもしませんか?
鎮痛剤が手放せないとか?
そんな困りごとを一つずつ解消していきませんか?
妊娠するのが目的なのに、回り道に思えますか?
でも、「急がば回れ」、なんです。
卵の質アップにも、妊娠を維持するためにも、
そして母子ともに元気に出産を迎えるためにも、
健康な身体を手に入れることが必須です。

将来、育児を楽しむためにも。
妊娠することだけにターゲットを絞らず、
その先まで、視点を伸ばしてみましょう。
そうすれば、自ずと何をすればいいのか見えてくるのではないでしょうか。
一人では達成できないことをお手伝いするために
東洋医学による不妊治療がお役に立てます。
鍼灸は体質改善に役立ちますよ。
決して卵の質改善だけのためではありませんよ!
妊娠の先を見据えて、一緒に歩んでいきませんか?
まずは最初の一歩から(^^)/

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