妊活中の花粉症予防法

1年中、何かしら花粉は飛んでいるのですが、
スギやヒノキの花粉に反応される方が一番多いようです。
まだ発症していない方でも、いつ出てくるかとビクビクされていたり。
すでに花粉症の方は、どうしたら少しでも楽に過ごせるのでしょうか?
予備軍の方はどうしたら発症をくい止めることができるのでしょうか?


花粉症になったらもう一生逃れられないのかというと、
実はそうでもないのです。
実際、私自身は十代で発症し、二十代の頃は症状がかなり酷かったのですが、
東洋医学を学び始めて、生活改善や鍼灸のおかげで今ではほとんど症状が
出なくなっています。
完治したのではありませんが、症状が抑えられています。
薬はもちろん、特別なマスクやゴーグルも必要ありません。
センサーは検知しているので他の季節にはないムズムズ感はありますが、
かつてに比べて、とても楽になりましたよ!
QOLが全然違います。
諦めずに挑戦してみる価値はあると思います。
今まさに妊娠されていて、この辛い花粉症をなんとかしたい!
という方は、15週以上であれば使える薬もあります。
とりあえず産婦人科で相談してみてください。
でも妊娠初期は服薬できませんので、
妊娠する前から予防していくのがベター
ですよ。
というわけで、妊活中から花粉症予防するのが◎なんです。
それに、花粉症予防で実践していただくことが、
実は妊娠しやすい体質をつくるのにも非常に役立つ
のです!
(花粉症と不妊症に関連性があるというわけではありません)
これまで花粉症に縁がなかった方も、予防しながら妊活できるなら
一石二鳥ですよね!!
花粉症を完治できるというわけではありませんが、
症状を軽くしていくために役立つことをお伝えします。
まず最初にしていただきたいこと。
いえ、していただきたくないこと、ですね。
それは、お砂糖を食べないこと、なんです。
とくに白砂糖ですね。
ということは、お菓子、スイーツから遠ざかることなんですね。
とくにチョコレート中毒の方はご用心。
食べると花粉症症状が悪化する方がとても多いです。
もちろん、1日我慢したら翌日スッキリというわけにはいきません。
できるだけ続けてください。
半信半疑でも、チョコの禁断症状(!)が出ようとも、
続けていただくと徐々に効果が表れてきますから。
だんだん、劇症花粉症が”まし”になっていきますよ。
私も普段は極力甘いものを食べないようにしていますが、
友人とお茶したり、頂きものがあると食べることもあります。
それが続くと、やはり症状が出てくるのがわかります。
チョコ、アイスクリーム、生クリーム、そしてアルコール。
こういったものがテキメンですね。
いくら食べても出ない人は出ないので不公平感がハンパないですが、
アレルギーというのは、そういうものなんですよね・・・。
もちろん誰にでも当てはまるわけではないかもしれません。
ただ、花粉症がキツイ方は試してみてください。
花粉症以外のアレルギー症状全般に共通です。
アレルギーというのは、今症状が出ていなくても、
将来、突然に発症してくる可能性があります。
誰でも可能性はあるので、「私は大丈夫」と過信せずに、
しっかり予防していくことが、”無縁”でい続ける秘訣です。
そうすることでより良い身体づくりができるのですから。
甘いものの食べ過ぎによって、身体によくないものが溜まってしまい、
それもまた不妊の原因の一つとなることがあるのです。

また、鍼灸も劇症のときに駆け込み受診するよりも、
1シーズン前から予防の鍼を始めていくのが効果的です。
今から始めると、4月や5月に出てくるヒノキの花粉症の予防に
効果が出てくるかもしれないぎりぎりのタイミングですね。
花粉症に悩まされることなく気持ちいい春を満喫できるように、
そして、体質改善して妊娠しやすい身体を手に入れるために、
今からお菓子断ち、していきましょう。
飲食習慣以外にも、寝不足やストレスで花粉症の症状が悪化するのは
ご存知ですか?
規則正しい生活で、しっかり睡眠をとって、
上手にストレス発散しながら・・・
どうでしょう?
これも妊活に良さそうでしょう?!
やっぱり身体の不調は生活のなかに原因があるのですね。

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