現代人の生活では便利になったぶん、身体ではなく頭ばかり使うことに。
デジタルストレスや肥満など、昔の人には無縁だった問題も新たに出てきました。
そのうえ晩婚化も重なり、不妊で悩む人がますます増えています。
もう昔の生活には戻れませんし、意識的に身体を鍛えることで
妊娠しやすく、そして子育ても元気にエンジョイできるカラダを
つくっていきませんか？

都市部で仕事をしながら妊活に励んでおられる方も多いと思います。
そうした方々は「忙しくて運動不足」というのが共通の悩みですね。
デスクワークで１日中パソコン画面を見ているのはもちろん、
通勤中でもスマホに熱中、家事はとにかく効率優先で手早く済まし、
余った時間はテレビドラマやゲーム、という生活ではありませんか？
買い物はスーパーの宅配サービスがありますし、
ルンバや食洗器を味方にすれば、趣味の習い事だって行けますね。
そこでヨガやダンスに通えば運動にもなってストレス解消に役立ちます。
テニスやゴルフなどの教室に通う方もいらっしゃるのですが、
週に１度の激しい運動は、かえって活性酸素が増えるので
あまりおすすめではありません。
できたら「もっと軽い運動をこまめに」がいいのです。
ランニングではなく、ウォーキングをおすすめするのは
そのためですよ！
一日頭や目ばかりを使っていると、頭のほうに気がのぼってしまいます。
目の疲れはもちろん、頭痛や肩こりなどの原因になります。
気をおろすためには、歩くのが一番なのです。
自転車だと太ももの前の筋肉ばかり使ってしまうのですが、
両手を大きく振って大股で歩けば全身運動になります。
スニーカーをはいて、出勤の際に１駅分以上歩いてみませんか？
満員電車のストレスを少しでも減らせますし、
運動不足の解消だけでなく、頭もスッキリしますよ。
お仕事中でも、１時間に１度は立って腰を伸ばしたり
腕や肩を大きく回すようにしてみたり、
座り方でも骨盤を立てて猫背にならないように背筋を伸ばしたり、
必ず階段で移動するようにしたり（上下階のトイレ利用など）、
工夫できるところはあるのです。
身体を甘やかさずに動くようにしてくださいね。
何でも楽なほうに逃げていると、それが習慣となって身体は歪み、
徐々になまっていきます。
腰痛や肩こりも、生活習慣で改善することができますよ！
落とした物を拾うときだって、単に手を伸ばして取るより、
まっすぐしゃがんでから立ち上がるようにしてみたら、
脚腰の筋力を鍛えることになります。
カラダは使いようですよ(^^)/
ドラマを見るのを１つ２つ減らして、そのぶんDVDを観ながら
お家ヨガを念入りにやってみるのもいいですよね。
ソファに寝転んでテレビを観ながら夜更かしするよりも、
早めに就寝して翌朝早起きしてお散歩するのもいいですね。
週末は美味しいお店に食べにいくより、食材を買ってきて
自分で一から料理してみてはどうでしょうか。
一つひとつの動きが積み重ねです。
時間があるときは手作りの料理がカラダづくりに役立ちますし、
そして気分転換・ストレス発散にもなり、
実益を兼ねたイイ趣味、エンターテインメントになりますよね。
でも忙しいときはお惣菜や冷凍食品も使いこなしながら、
上手にバランスを取っていきましょう。
そう、何ごとも、バランスが大事なんです！
食事のバランスだけではありません。
身体の使い方も、楽なほうにばかり傾かず、たまにはしんどいことも
あえてやる、メンドクサイこともやってみる。
左右、上下のバランスにも意識を向けてみる。
静と動のバランス。
休息と活動のバランス。
緊張と弛緩のバランス。
ちょっとずつ見直してみてくださいね。
ふだんの暮らしのなかで、緊張したら緩めるクセをつけると
ずっとゲームをし続けることも、カウチポテトも、
休みの日に寝だめすることも、完全な車生活も、
みんなバランス悪くて身体にはよくないことに気づけます。
運動不足になると気血のめぐりが悪くなり、
心も身体も調子が悪くなるのは当然のことなのです。
じっとし続けるのも、動きすぎるのも、バランスを崩します。
適度に、適度に。どっちも必要です。
そして、たいていの現代人は動かなさすぎが問題になっていますので、
なるべく活発に動く習慣をつけてみてくださいね。
（活発すぎる人は、必ず休息をしっかり取るようにしてください）
わざわざ会費を払って週１回のジムに通わなくても、
毎日の生活のなかで身体を鍛えるようにしていくのがいいですよ。
ちょっとしたコツがある歩き方や呼吸の仕方、ストレッチ法など、
そして食生活や睡眠なども、身体づくりに欠かせません。
日々の生活のコツから妊娠しやすい身体づくり、
そしてマタニティライフ、お産、育児をトータルにサポートする鍼灸。
東洋医学のバランスの妙を実感してくださいね(^^)/
いつでもご相談ください！