海外でも鍼灸の人気は高まっているようです。
有名なトップアスリート以外でも、リラクゼーションを兼ねた
鍼灸治療を取り入れている方は増えているそうですよ。
アメリカの鍼灸師も「鍼灸は妊娠を助ける」と記事を書いていました。
鍼灸が妊娠に役立つのはなぜなのでしょう？

妊娠したい！
どうしても赤ちゃんがほしい！

そう強く願う気持ちはベビ待ちさんなら当然のことですね。

でも、その気持ちがあまりにも強くなって
他のことが考えられなくなり、
囚われたようになることがあります。

こんなにがんばってるのに妊娠できない自分を責めたり、
何もかも否定的に感じてしまうようになったり。

そうなると、妊活自体がストレスの元です。

常にストレスを感じ続けていると、身体は緊張し、
自律神経や内分泌系に影響が及び、消化吸収排泄や睡眠はもちろん、
生理周期や排卵にも悪影響が出てきます。

ますます悪循環の道をまっしぐらです。

この悪のスパイラルから抜け出すためには
なんとかして、その心身の緊張を解くしかないのです。

リラックス法は、人それぞれに、さまざまな方法があると思いますが、
鍼灸もその一つです。

まだ体験したことがない方は、鍼灸によるリラックス状態を
体感していただければと思います。

表面的なコリがほぐれるのとは違い、深いレベルで緩むのがわかります。

また、リラクゼーションだけではなく、鍼灸は血流を改善するのに
最適です。

全身、とくに骨盤内の良好な血流は、妊娠に欠かせないのです。

卵巣や子宮の血流をよくし、しっかり栄養が行き渡るようにすることは
不妊症、不育症の方々にとって、非常に大事なことです。

これまで、どうやっても卵が育たなかった方が採卵できるようになったり、
着床や妊娠維持ができるようになるのは、血流改善のおかげということが
よくありますから。

この事実は近年徐々に知られるようになってきたため、
子宝はりや不妊鍼灸の人気が出てきたのですね。

ついには海外でも、この効果が注目されるようになり、
「鍼灸は妊娠を助ける」という記事が掲載されました。

すでに鍼灸の歴史がある日本で実践してみないのは勿体ないですね！

他にも、鍼灸の効果として疲労回復ということも挙がっていますが、
日々の疲れを解消していくことは、健康を維持するためには
とても大事なことなのです。

過労を避けることや、適度な運動や睡眠なども推奨されています。
明日への活力を補充するためにも、今日の疲れはきれいに取っておきたいです。
そのためにも、鍼灸を利用するという方法もあるのですね(^^)/

腰痛・肩こりや偏頭痛といった症状の改善は「おまけ」のようなものです。
鍼灸が目標とするのは、もっと根本的な原因の改善です。
心身の奥深いところの改善を目指します。

だから人間の根っこの部分→生殖の分野に効くのです。

じっくり取り組めば、じわじわと、効果が出てきますよ！

もっと多くの方に鍼灸の良さを知っていただければと願っています！