“うつ”でも不妊治療できる?

うつ病と診断される方は増加の一方で、妊活カップルでも例外ではありません。
うつで不妊になる、うつ病の薬で不妊になる、といった噂も聞きます。
「うつ=不妊」ではありませんが、原因が絡み合っている部分もあります。
不妊治療に前向きになれないパートナーは“うつ”傾向があるのかもしれません。
ずっと不安を抱えたままでいるより、誰かに相談してください。


“うつ”は、生きていれば誰でも経験する気分の落ち込みや憂鬱とは違います。
落ち込む原因が解決したり、数日経っても回復せず、長期に渡って続いたりする場合は、うつ病が疑われます。
多くは人間関係や環境の変化が原因となり、なんらかのストレスがきっかけとなって発症します。
精神症状だけでなく、身体症状も出てきますが、その両方から不妊になるケースがあります。
男女ともに性欲の低下、喪失、男性はED、女性は生理不順、無月経などが起きやすいのです。
そしてうつ病の治療薬であるSSRIが精子に悪い影響を与えるため、服用中は不妊治療には不利
だと言えます。
また、不妊治療を続けているうちにストレスが重なり、うつ病を発症してしまうケースもあります。
治療を開始した当初はやる気も元気もあるのですが、何度も失敗を繰り返すうちに抑うつ気分が増し、やる気も失ってしまいます。
悪循環で身体の調子も悪くなり、ついには不妊治療を続けられなくなってしまうのです。
“うつ”は、これまで無理してがんばりすぎてきたために発症しているので、これ以上がんばることは避けなければいけないのです。
不妊治療も、がんばって、がんばって、がんばりすぎてしまう性質があるので、“うつ”を引き起こすことが多いのですね。
ですので、がんばることはご法度です。
現在がんばって不妊治療に挑戦していらっしゃる方も、よくよく注意が必要ですよ。
がんばりすぎていませんか?
ご自分を追い込みすぎていませんか?
不妊治療は気持ちだけでするものでも、カラダだけでできるものでもありません。
心も身体も、どちらも欠けてはいけないのですよ。
つい頭で「やらなきゃ」と考えて突っ走ってしまいがちですが、心がついていってないことはありませんか?
身体もボロボロになっていませんか?
“うつ”と診断されたら、“うつ”かな?と思ったら、どうか、心身を休ませてあげてください。
パートナーの方であれば、休ませてあげてください。
無理だけはしないようにしてくださいね。
心配なときはいつでもご相談ください。
うつでも、鍼灸なら不妊治療を続けられます。
心身ともにリラックスして、充実させていきましょう。
お手伝いしますよ(^^)/

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