不妊治療を始める前に?

不妊治療は楽ではありません。
それでも、少しでも辛さ・キツさを軽減し、なるべく早く良い結果を出せれば、と
願ってやみません。
そのためにも、まずは押さえておいたほうがいいことってありますよ。
妊活に時間のロスは厳禁ですし、後悔することが無いように!!


ベビ待ち世代の年齢層は20代前半から40代後半まで幅広いです。
全国から日々ご相談のメールをいただきますが、
二十歳くらいの方の「1日でも早く赤ちゃんを!」の声に驚いたり、
45歳超のカップルからのご相談が年々増えていたり。
赤ちゃんを望む気持ちに年齢差はありません。
でも、なんとなく始めた妊活が何年にも長引き、
苦労を重ねている方を拝見すると、妊活にはアドバイザーが必要!
と感じます。
できれば、大事なステップを1段1段、確認しながら上っていければ
いいのですが、必要な情報が得られなければ飛ばしてしまうことも。
もちろん年齢が上がればゆっくりはしてられなかったり、
思い切ったステップアップも時には必要なんですが、
これだけはまず押さえておきましょう、ということもありますよ。
まずは、感染症の心配です。
1.風疹
2.はしか
3.その他
(性感染症など)
これらの抗体検査は必ず受けていただいて、とくに1・2は抗体が無ければ
ワクチン接種をお願いします。
昭和37年4月2日~54年4月1日生まれの男性、
昭和54年4月2日~62年10月1日生まれの男女、
昭和62年10月2日~平成2年4月1日生まれの男女、
以上の方々は風疹ワクチン接種を受けていない可能性がありますので、
とくにご注意を!
平成24年から25年にかけて流行した風疹のため、
心臓などに障害を負って生まれた「先天性風疹症候群」の子ども、
45人のうち11人が1歳3か月までに亡くなったそうです。
必ず事前に、「ご夫婦ともに」、検査を受けて、
抗体が十分無ければ、必ずワクチン接種をお願いします。
もしワクチンを接種したら、2か月間は避妊の必要がありますよ。
どうぞ計画的に。
そして、できればピロリ菌も調べてみることをお勧めします。
胃に違和感や自覚症状が無くても見つかることはありますよ。
不妊との関連の可能性を指摘されるドクターもいらっしゃるし、
将来のことを考えても、早く除菌しておいたほうがいいですよね。
他にトキソプラズマなど妊娠してから抗体検査をする感染症もあります。
そのあたりは病院の指示に従ってください。
上記は妊娠してからの心配を排除するために必要なステップでしたが、
妊娠するために必要なステップで軽視されがちなのが、
男性側の検査です。
女性側だけでなく、必ず男性も器質的な問題が無いか、
精子の状態、ホルモンや性機能の問題が無いかを検査してください。
不妊の原因は男女半々です。
精子の曲がり角は35歳だそうですよ。
女性のみ調べても十分ではありません。
必ずお二人揃って一通りの検査を!
産婦人科や不妊専門クリニックの敷居が高ければ、
泌尿器科で受けることもできるのですから、
恥ずかしい、気が引ける、というのは言い訳にはなりません。
まずはそこから。
そこからご夫婦の子育ての練習が始まっていると考えてくださいね。
もちろん、女性も自然妊娠を目指して自己流タイミングだけで
何年も費やしてしまっては勿体ないです。
まずは大きな問題がないか調べてからタイミング法に挑戦してください。
病院によって検査項目が違い、わかることに差が出ます。
できれば不妊専門クリニックで詳しい検査を受けることを
お勧めしています。
以上をすべてクリヤして、何も問題がなかったとして、
自己タイミングやクリニックでの治療を開始したとします。
でも半年以上妊娠しない場合、生活のなかに原因があるかもしれません。
そのせいで妊娠しづらい体質になっている可能性があります。
だとしたら、生活をたてなおし、身体づくりを一からしていくことも
大事ですよ!
高額な治療費を払い続ける前に、身体のケアも検討してくださいね。
ご自身でできること、専門家の手を借りるべきこと、
お身体の状態によって、やれることはたくさんあります。
「このままでいいの?」とご自分の身体に訊いてみてください。
わからないときは、いつでもご相談くださいね(^^)/
あなたの疑問にお答えします。
そして、あなたに必要なことをアドバイスさせていただきますね!
いつでも無料でカウンセリングを受けていただけます。
あなたの夢をかなえるお手伝い、お任せください。

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